オーストラリア戦で代表デビューした21歳ドリブラー
2026年6月からアメリカ・カナダ・メキシコで3カ国共催されるサッカーのFIFAワールドカップアジア最終予選の全日程が終了した。グループCの日本は7勝2分け1敗の首位で8大会連続8回目の出場が決定。6月5日のオーストラリア戦で初黒星を喫したが、10日のインドネシア戦は6-0の大勝で締めくくった。
グループCの2位オーストラリアに加え、グループA1位のイランと2位ウズベキスタン、グループB1位の韓国と2位ヨルダンが本大会出場を決定。グループA3位UAEと4位カタール、グループB3位イラクと4位オマーン、グループC3位サウジアラビアと4位インドネシアはプレーオフに回り、残りのイスを争う。
日本は3月20日のバーレーン戦に勝った時点で8大会連続のワールドカップ切符を獲得。ラスト2試合は実戦で若手をテストする場として初代表となる多くの新戦力が招集された。
そのうちの一人がFC東京のMF俵積田晃太(21)だ。特有のリズムを持つドリブラーで、サイドからの正確なクロスやシュートが持ち味。Jリーグデビューを果たした2023年は27試合2得点、2024年は33試合2得点をマークし、今季も19試合1得点を挙げている。
オーストラリア戦に続いて代表2試合目となったインドネシア戦ではスピード十分のドリブルで左サイドを駆け上がり、細谷真大のゴールを演出。日の丸を背負ってプレーしたことで自信がついたのか、14日のJ1リーグ・セレッソ大阪戦でも圧巻のドリブル突破を見せ、評価を高めている。
日本代表は7月に韓国で行われる東アジアE-1選手権に出場。再び俵積田が招集されれば、ますます注目されるだろう。














