サッカーで背番号10をつける意味とは?
サッカーにおいて、背番号10番を付けている選手は、チームの司令塔的な役割をする場合が多い。他にも、ファンタジスタや、エースストライカーの役割を担う選手が付けることもあるが、いずれにしても、そのチームのエースナンバーと言える。
海外では、前述したペレ選手を筆頭に、ジーコ選手やロナウジーニョ選手、ディエゴ・マラドーナ選手などサッカー史を代表するような選手たちがこれまで背番号10番を背負ってプレーしてきたという経緯がある。現在のサッカーシーンでは、リオネル・メッシ選手が背番号10番の代表選手と言えるだろう。
サッカー日本代表背番号10:ブラジル出身日本代表ラモス瑠偉選手
ラモス瑠偉選手は、ブラジルのクラブチームから日本に移籍後、そのキャリアの大半をヴェルディ川崎に捧げた選手だ。現役時代からテレビCMなどの露出が多く、Jリーグ黄金期とも言える一大サッカーブームを支えた中心人物の一人としても知られている。
日本代表として1990年から1995年にかけて国際試合に出場している。1992年のアジアカップでは背番号10番を背負い、チームを引っ張った。
現役引退後は、解説者や監督として活躍している。
サッカー日本代表背番号10:現在は監督を務める名波浩選手
名波浩選手は、1995年から2008年までジュビロ磐田で活躍した選手だ。ポジションは主にミッドフィルダーだった。現役時代は、巧みにパスを繰り出してゲームメーカーとしての役割を果たしていた。現役引退後、2014年からジュビロ磐田の監督を務めている。
日本代表としては背番号10番を背負って1998年フランスで開催されたワールドカップに出場するなどしている。国際Aマッチには67試合出場しており。合計9得点を決めている。
サッカー日本代表背番号10:フリーキックが印象的な中村俊輔選手
中村俊輔選手は、1997年から2002年までの横浜マリノス、横浜F・マリノス時代を経て、その後レッジーナ、セルティック、エスパニョールと海外クラブチームを渡り歩いた選手だ。現在は古巣の横浜F・マリノスに復帰している。
左足から繰り出される、芸術的なフリーキックが持ち味の選手だ。ポジションは主にミッドフィルダーで、特に技術面では海外でも高い評価を得ていた。
日本代表として、2000年から2010年にかけて国際試合で背番号10番を付けて活躍した。
サッカー日本代表背番号10:世界を舞台に活躍する香川真司選手
香川真司選手は、セレッソ大阪からそのキャリアをスタートさせたが、2010年以降はボルシア・ドルトムント、マンチェスター・ユナイテッドと、世界の強豪クラブチームでプレーしている。ポジションは、ミッドフィルダーやフォワードを務めており、高いオフェンス能力に定評がある。
国際Aマッチには、2008年から出場しており、2014年に行われたFIFAワールドカップでは背番号10番を付けた。
まとめ
サッカー日本代表で背番号10番を背負った歴代選手を紹介した。それぞれの時代に日本代表チームを牽引していった選手たちが並んだ。サッカー日本代表を応援する際は、日本チームはもちろん、相手チームの背番号10番を背負っている選手に注目してみるのも面白いかもしれない。