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サッカー日本代表で背番号8を背負った歴代の選手を紹介

2017 1/20 19:11
原口元気,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

日本代表で背番号8をつける意味とは?

サッカーで背番号は主にポジションを表す。例えば背番号1はゴールキーパーが付けることになっているし、ディフェンダーならば大体若い番号をつける。

背番号8はミッドフィルダーが付けることの多い番号だ。背番号10が能力の突出した選手に与えられるエースナンバーだとすると、背番号8をつけるのは、派手さはないがオールラウンドに堅実なプレーをこなす選手、という考え方もある。

サッカー日本代表背番号8:ミスターセレッソ森島寛晃選手

森島寛晃選手は、1991年から2008年にかけてセレッソ大阪(前身のヤンマーディーゼル含む)でミッドフィルダーとして活躍した選手だ。 すでに引退しているが、自身が長年つけていた背番号8のユニフォームを、引退試合後に当時セレッソ大阪に在籍していた香川真司に渡したというエピソードが残っている。

日本代表としては、国際Aマッチに64試合出場しており、12得点を挙げている。また、1998年と2002年のFIFAワールドカップにも出場している。

サッカー日本代表背番号8:2010W杯のMF松井大輔選手

京都府出身の松井大輔選手は、2000年にプロのキャリアを京都パープルサンガでスタートさせた。2004年にル・マンに移籍した後は海外チームを渡り歩いたが、2014年にジュビロ磐田に移籍し、10年ぶりに再びJリーグに復帰した。

日本代表として国際試合に31試合出場しており、1得点を挙げている。2010年FIFAワールドカップで日本がベスト16入りした時には、背番号8をつけてミッドフィルダーとして活躍した。

サッカー日本代表背番号8:現在は海外でプレーしている清武弘嗣選手

清武弘嗣選手は、ユース時代から所属していた大分トリニータの選手として、2008年にプロのキャリアをスタートさせた。その後、セレッソ大阪、ニュルンベルク、ハノーファーを経て現在はセビージャでプレーしている。

日本代表として2011年から国際試合に出場しており、2013年FIFAコンフェデレーションズカップ、2014年FIFAワールドカップにおいては背番号8をつけた。これまで国際Aマッチ42試合に出場し5得点を挙げている。

サッカー日本代表背番号8:着実に力をつけている原口元気選手

原口元気選手は、1991年生まれの選手だ。2008年から2014年にかけて浦和レッズに在籍しており、その後ヘルタ・ベルリンに移籍した。ポジションはフォワードとミッドフィルダーだ。

日本代表としては2011年に代表デビューを果たしている。2016年11月15日に行われた2018年FIFAワールドカップロシア・アジア最終予選のサウジアラビア戦では、フォワードのポジションで背番号8をつけ、チームの勝利に貢献した。

サッカー日本代表で背番号8を背負ってきたのは、ミッドフィルダーとして優れた成績を残している選手が多い。日本代表に選ばれた後も現役で活躍している選手には、今後も日本のサッカー界を引っ張って行ってほしいものだ。

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