ソン・フンミン2得点もリード守れず
サッカー日本代表(FIFAランク20位)がウルグアイ代表(同16位)と1-1で引き分けた3月24日、韓国の蔚山文殊競技場では、元ドイツ代表FWで今月から韓国代表(同25位)の指揮を執るユルゲン・クリンスマン監督(58)が初陣に臨んだ。
コロンビア代表(同17位)との親善試合は、前半にFWソン・フンミン(トットナム)が2ゴールを決めたものの、後半開始早々に2点を失い、そのまま2-2のドロー。MFイ・ガンイン(マジョルカ)を起点にチャンスも作ったが、追加点を奪えなかった。
スポーツソウル日本版は「希望と残念さが入り混じったコロンビア戦」と題した記事で「結果には物足りなさが残る」と指摘。2点リードを守れなかった試合内容をそう論評した。
ドイツ代表監督としてW杯3位、米国代表監督でも16強
韓国代表は2022年に行われたワールドカップカタール大会でグループステージを2位通過したものの、決勝トーナメント1回戦でブラジルに1-4で完敗。日本と同じくベスト16止まりだった。
ワールドカップ終了後にパウロ・ベント監督の後任としてクリンスマン監督を招聘。アメリカ・カナダ・メキシコの3カ国で開催される2026年のワールドカップに向けて動き出した。
クリンスマン監督はドイツ代表FWとして1990年から3大会連続でワールドカップに出場。1990年ワールドカップイタリア大会と1996年の欧州選手権で優勝に導くなど、ドイツ代表通算108試合47得点をマークしたストライカーだった。
引退後はドイツ代表監督として2006年ワールドカップドイツ大会で3位。バイエルン・ミュンヘンの監督を経て、2011年にアメリカ代表監督に就任し、2014年ワールドカップブラジル大会で16強入りしている。
次は3月28日、日本と1-1のドローだったウルグアイ戦。新監督として初勝利なるか注目される。
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