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【AI予想】今週のWINNER ワールドカップ ピックアップマッチ アルゼンチン―フランス

2022 12/18 06:00SPAIA編集部
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2022年12月18日 ノックアウトステージ決勝 アルゼンチン―フランス AI予想

2022年12月18日 ノックアウトステージ決勝
アルゼンチン―フランス
☆1-0 16.67%
 1-1 14.81%
 0-0 12.96%
 3-0 11.11%
 0-1 9.26%

WINNER予想のポイント

アルゼンチン:対フランスは勝ち越し&高確率で完封。枠内シュート率は5割近く
フランス:4年前の対戦はエムバペの2得点で4-3。連覇への鍵はグリーズマンの献身


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4年前と異なる「組織」のアルゼンチンが「個」のフランスにウノゼロでV奪還なるか

お互い3度目の王座を狙うアルゼンチンとフランスが激突。フランスが勝てば、1958・1962年大会のブラジル以来となる連覇の偉業も達成する。

両雄の通算対戦成績はアルゼンチンが6勝3分3敗、W杯での対戦も2勝1敗とリード。だが直近の対戦、前回大会ラウンド16では打ち合いの末に4-3でフランスが競り勝つ。当時19歳のキリアン・エムバペは2得点、殊勲の活躍で名を揚げた。ただ、今回の決勝を前にディディエ・デシャン監督は「4年前に対戦したアルゼンチンとは全く違う」と警戒する。

「全く違う」ものとは守備力だろう。“フリーマン”のリオネル・メッシを除けば、全員がハードワーカーで、前線からボールを追い回す連動した守備を仕掛けられる。かと思えば、クロアチア戦の終盤には4バックから準々決勝オランダ戦と同じ3バックへ可変し、重心を後ろに置いてパワープレーに応戦。相手の出方に応じて臨機応変に守れるのが強みである。

フランスの守備も相当強いが、アルゼンチンがチーム一丸で守るのに対し、個の能力に負うところが大きいのではないか。その中で稀有な存在なのがアントワーヌ・グリーズマン。司令塔の役回りなのに献身性はチーム随一、個人のプレス数計242回はチーム最多。準決勝モロッコ戦ではゴール前まで下がり、ピンチを回避する読みの鋭い守備で貢献した。一方でアシスト数も大会トップのメッシらに並ぶ3を記録し、替えの利かないリンクマンだ。

両チームとも計6試合で失点は5(1試合平均0.83)と少ない。また、フランスが制した前回大会の決勝クロアチア戦は4-2と大味だったが、それ以前の決勝は3大会連続で延長戦。2014年大会ドイツ―アルゼンチンと2010年大会スペイン―オランダは0-0から共に延長戦で1-0、2006年大会イタリア―フランスは1-1からPK戦までもつれ、それぞれ前者がロースコアで優勝した。今回も1点勝負の我慢比べになるのではないか。

日程的には中3日で臨むフランスより、前日に準決勝を終えたアルゼンチンが体力面で有利なはず。また、決戦の地ルサイル・スタジアムで試合を行うのはアルゼンチンが3戦連続5回目なのに対し、フランスはこれが最初で最後。さらに、準決勝を欠場したMFアドリアン・ラビオをはじめ、レ・ブルーに体調不良の選手が何人かいるという報道も気になる。

攻撃スタッツを比較すると、総得点はアルゼンチンが12点でフランスが13点、シュート決定率は14.29%と全くの同率。ただし、枠内シュート率は前者の方が45.24%と後者の30.77%よりも高確率だ。さらに過去の対戦成績では、全12戦中8試合(5勝3分)が無失点というデータもアルゼンチンを後押し。AIは「1-0」のスコアを“本命”とし、メッシの悲願の戴冠が叶うと予想する。

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