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サッカーアルゼンチン代表の歴代ワールドカップ成績、ラストチャンスに懸けるメッシ

2022 11/22 06:00SPAIA編集部
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

サウジアラビア、メキシコ、ポーランドと同組

ワールドカップカタール大会で熱戦が続いている。マラドーナを擁して世界の頂点に立った1986年以来3度目の優勝を狙うアルゼンチンは、グループCで22日13時(日本時間22日19時)からサウジアラビア、26日22時(日本時間27日4時)からメキシコ、30日22時(日本時間12月1日4時)からポーランドと戦う。

13大会連続18回目の出場となったアルゼンチン。これまでのワールドカップ成績は以下の通りとなっている。

1930年ウルグアイ大会:準優勝
1934年イタリア大会:1回戦敗退
1958年スウェーデン大会:1次リーグ敗退
1962年チリ大会:1次リーグ敗退
1966年イングランド大会:ベスト8
1974年西ドイツ大会:2次リーグ敗退
1978年アルゼンチン大会:優勝
1982年スペイン大会:2次リーグ敗退
1986年メキシコ大会:優勝
1990年イタリア大会:準優勝
1994年アメリカ大会:ベスト16
1998年フランス大会:ベスト8
2002年日韓大会:1次リーグ敗退
2006年ドイツ大会:ベスト8
2010年南アフリカ大会:ベスト8
2014年ブラジル大会:準優勝
2018年ロシア大会:ベスト16

マラドーナ「神の手」と「5人抜き」で優勝

1930年の第1回大会は決勝で開催国のウルグアイに敗れて準優勝。8得点を挙げたギジェルモ・スタービレが初代得点王に輝いた。

初優勝は自国開催となった1978年。決勝でオランダを3-1で下し、ケンペスが6得点で得点王とMVPに輝いた。

2度目の優勝が8年後の1986年メキシコ大会だ。今も伝説として語り継がれるのが準々決勝のイングランド戦、マラドーナの「神の手」と「5人抜き」。日本でも衛星中継され、山本浩アナウンサーの名実況とともに脳裏に焼き付いているオールドファンも多いだろう。

準決勝でベルギー、決勝で西ドイツを下して2度目の栄冠。5得点の活躍を見せたマラドーナはMVPに輝いた。

マラドーナは1990年イタリア大会でも決勝進出したが、西ドイツに敗れて準優勝だった。

メッシは5度目のワールドカップで悲願達成なるか

日本のファンに強烈な印象を残したのは1998年フランス大会だろう。初出場した日本と同じグループリーグに入り、日本戦ではガブリエル・バティストゥータが決勝ゴール。飛び出したGK川口能活の上をあざ笑うかのように柔らかいタッチで浮かせた技ありのシュートに世界との差を痛感させられた。アルゼンチンは3連勝で突破したが、準々決勝でオランダに敗れた。

マラドーナ監督に率いられて出場した2010年南アフリカ大会では、グループリーグを3戦全勝で通過。決勝トーナメント1回戦でメキシコを下したが、準々決勝でドイツに0-4で完敗した。

2014年ブラジル大会ではメッシを擁してグループステージ3連勝。決勝でドイツに敗れて準優勝に終わったが、メッシはMVPに輝いた。

前回ロシア大会ではフランスに敗れてベスト16どまりだったアルゼンチン。5度目のワールドカップとなるメッシも35歳になり、最後の出場となることを明言している。ラストチャンスで悲願のタイトルを獲得できるか注目される。

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