「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

サッカーウルグアイ代表の歴代ワールドカップ成績、復活した「南米の古豪」

2022 12/2 11:00SPAIA編集部
ウルグアイ表FWルイス・スアレス,Ⓒゲッティイメージズ

Ⓒゲッティイメージズ

第1回大会と1950年ブラジル大会で優勝

ワールドカップカタール大会で熱戦が続いている。グループHのウルグアイは、初戦で韓国とスコアレスドロー、2戦目はポルトガルに0-2で敗れた。決勝トーナメント進出をかけて、グループステージ最終戦で2日18時(日本時間3日0時)からガーナと戦う。

4大会連続14回目の出場となったウルグアイ。これまでのワールドカップ成績は以下の通りとなっている。

1930年ウルグアイ大会:優勝
1950年ブラジル大会:優勝
1954年スイス大会:ベスト4
1962年チリ大会:1次リーグ敗退
1966年イングランド大会:ベスト8
1970年メキシコ大会:ベスト4
1974年西ドイツ大会:1次リーグ敗退
1986年メキシコ大会:ベスト16
1990年イタリア大会:ベスト16
2002年日韓大会:1次リーグ敗退
2010年南アフリカ大会:ベスト4
2014年ブラジル大会:ベスト16
2018年ロシア大会:ベスト8

2010年南アフリカ大会で40年ぶりベスト4

ウルグアイ代表は言わずと知れたワールドカップの初代王者だ。自国開催となった1930年の第1回大会、準決勝でユーゴスラビアに6-1で大勝すると、決勝ではアルゼンチンを4-2で撃破。開催に尽力したFIFAのジュール・リメ会長からジュール・リメ杯を受け取った。

さらに2度目の出場となった1950年ブラジル大会は決勝トーナメントではなく、リーグ戦で行われた。ウルグアイはスペインと2-2で引き分けたものの、スウェーデンに3-2で勝利。マラカナン・スタジアムに20万人が詰めかけたとされるブラジルとの最終戦は、ウルグアイが地元ブラジルを2-1で下して2度目の優勝を果たした。

それ以降は長らく低迷していたが、2010年南アフリカ大会の決勝トーナメントで韓国、ガーナに勝って40年ぶりベスト4入り。準決勝でオランダ、3位決定戦でドイツに敗れたものの、ディエゴ・フォルランはMVPと得点王に輝いた。フォルランは2014年に来日し、セレッソ大阪でプレーした。

2018年ロシア大会ではグループリーグを3連勝で首位通過。決勝トーナメント1回戦ではポルトガルを2-1で破ったが、準々決勝でフランスに敗れた。

ルイス・スアレスらの奮起に期待

15年以上にわたってウルグアイ代表を率いて古豪復活に導いたオスカル・タバレス監督が、ワールドカップカタール大会予選のボリビア戦で敗れた後に解任。ディエゴ・アロンソ新監督が就任して14回目のワールドカップ出場を決めた。

しかし、カタール大会グループステージではポルトガルに敗れ、決勝トーナメント進出には最終戦のガーナに勝つことが絶対条件。今大会無得点のベテランFWルイス・スアレスら攻撃陣の奮起に期待がかかる。

【関連記事】
サッカーワールドカップ歴代優勝国と得点王、決勝スコア、優勝回数ランキング
サッカーポルトガル代表の歴代ワールドカップ成績、クリスティアーノ・ロナウドが初優勝に導くか
2026年サッカーワールドカップは初の3カ国共催、史上最多48チーム参加

 コメント(0件)
    SPAIAちゃんねるバナー