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メダルラッシュが期待できる平昌オリンピック・スノーボードを解説

2018 2/13 17:55hiiragi
スノーボード
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男女どちらもメダルを目指すパラレル大回転

スノーボードは、1998年長野オリンピックで男女大回転と男女ハーフパイプの4種目が実施されたのが初めてだが、平昌オリンピックでは、男女10種目で競技が行われる。
大回転は、並行して作られたコースを2人が同時に滑るパラレル大回転で行われ、2つのコースを滑ったタイムの合計で、上位16名が予選を勝ち上がる。

日本人選手は長野オリンピックからなかなか入賞できずにいたのだが、2014年のソチオリンピックでは、竹内智香選手が銀メダルを獲得した。平昌オリンピックには、メダルを目指すべく竹内智香選手と1月のワールドカップで6位に入賞した男子の斯波正樹選手が出場する。

世界上位選手を揃え必勝を期す構えハーフパイプ

ハーフパイプは傾斜の付いたパイプを半分に切った形の半円形の中を滑りながら、ジャンプや回転などの演技を行い、技の難易度、完成度などの採点で得点を競う。2回の演技で予選を行い、決勝では3回の演技でいずれも高い方の得点が採用されて順位が決まる。

2002年ソルトレークシティオリンピックで中井孝治選手が5位、三宅陽子選手の8位、2010年バンクーバーオリンピックで國母和宏選手が8位と入賞に留まっていたが、2014年ソチオリンピックでは、男子の平野歩夢選手が銀メダル、平岡卓選手が銅メダルを獲得した。

平昌オリンピックには今シーズンワールドカップで2勝を挙げ、Xゲームズでも優勝の平野歩夢選手、ワールドカップ初戦で勝った戸塚優斗選手、第3戦で2位の片山來夢選手に平岡卓選手を加えた男子4名と、女子ワールドカップ3戦で2位に入った冨田せな選手など女子4名を揃え必勝を期す布陣となった。
先に決勝を迎えた女性陣の結果は、松本遥奈選手が6位、冨田せな選手が8位に入賞した。

男女ともに目標は金メダル、新種目ビックエア

ビックエアは、競技場に設けられたスキーのジャンプ台のような大きな台を使って飛び、空中で見せる技の難易度や完成度の採点による得点で順位を競う。予選は2回の演技で高い方の得点が採用され、決勝は3回の演技で高い方から2回の合計点で順位を決める。

オリンピックでは平昌からの正式種目となるが、Xゲームズなどで実施され、かつては日本でもトヨタビッグエアといった国際大会も開催されていた。
日本からはスロープスタイルとの2種目出場選手が多く、2017年ワールドカップ2位の大久保勇利選手、2018年ワールドカップスロープスタイル2位の国武大晃選手に、女性陣では2017年ワールドカップで優勝した岩渕麗楽選手、2015年世界選手権スロープスタイルで優勝を飾った鬼塚雅選手など4名、計6名が出場する。

特に岩渕麗楽選手はワールドカップ優勝の後、2018年1月27日に行われたXゲームズのビッグエアに初出場で2位に入り、平昌オリンピックでは金メダルを目指す。

一躍メダル候補に躍り出た高校生、国武大晃選手

スロープスタイルは複数のジャンプ台やレール、テーブルなどの障害物の上を滑りながらジャンプや回転などの技を繰り出し、技の難易度、完成度や全体の印象、流れなどの採点で得点を競う。
予選は2回、決勝は3回の演技を行い、高い方の得点で順位を決める。2014年ソチオリンピックから採用され、日本からは角野友基選手が出場して8位だった。

平昌オリンピックには、男女合わせて6名の選手が出場。
日本選手女性陣の結果は、2015年に種目転向した藤森由香選手が9位、広野あさみ選手が12位、岩渕麗楽選手が14位、鬼塚雅選手が19位。男性選手の結果は、大久保勇利が予選2組で8位、国武大晃も14位とメダルには届かなかった。

国武大晃選手は2月10日に16歳になったばかりの高校生だが、スノーボードは3歳より始め、2017年全日本選手権スロープスタイルで優勝を飾ると、2018年1月にはワールドカップで2位に輝き、一躍メダル候補に躍り出た。

日本人選手にも挑戦してもらいたいスノーボードクロス

スノーボードクロスは、バンク、ウェーブ、ジャンプスポットなどが配された約1000mのコースを、4~6名が同時に滑り、着順を競う競技。平均傾斜約12度の障害物の多いコースを滑り降りるため、転倒やクラッシュも多い。

2006年トリノオリンピックから正式種目に採用され、日本からは千村格選手と藤森由香選手が出場し、千村格選手は16位、藤森由香選手は7位に入賞した。
以降藤森由香選手は3大会連続でオリンピックに出場したものの入賞はなく、2015年に種目をスロープスタイルへ転向した。残念ながら今回の平昌オリンピックに、日本人選手は出場しない。

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