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大技が魅力!オリンピックにおけるフリースタイルスキーの競技を解説

2018 2/14 17:53hiiragi
原大智選手
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Ⓒゲッティイメージズ

男子モーグル、日本人初の銅メダルを獲得

平昌オリンピックでのフリースタイルスキーは、男女それぞれに、モーグル、エアリアル、ハーフパイプ、スキークロス、スロープスタイルが行われる。
モーグルは人工的に作られたコブ(モーグル)のある急斜面を滑り降りる競技で、ターンと2回のジャンプと滑り降りるタイムにより採点される。

2014年ソチオリンピックで上村愛子選手がメダルには届かなかったが、4位に入る健闘を見せたことは記憶に新しい。それ以前には、1998年長野オリンピックで里谷多英選手が金メダルに輝き、2002年ソルトレイクシティオリンピックでも銅メダルを獲得している。

平昌オリンピックでは、原大智選手が男子モーグルで日本人初の銅メダルを獲得。また、今季限りの引退を表明している遠藤尚選手は、10位。1月のワールドカップで初優勝を飾った堀島行真選手は11位、西伸幸選手は19位という結果となった。

実績を残したいエアリアル、ワールドカップ3位田原直哉選手

エアリアルは競技場に設けられたジャンプ台を使って、アクロバティックな空中演技を行い、エア(ジャンプの高さ、距離)とフォーム(スタイルや演技の正確度)及びランディングの3要素を採点して優劣をつける。

日本はこれまでのオリンピックで、これといった成績は残せていない。2014年ソチオリンピックと2010年バンクーバーオリンピックには男女とも出場しておらず、2006年トリノオリンピックでは、男子の水野剣選手と女子の逸見佳代選手が出場したが、どちらも予選落ちに終わっている。

平昌オリンピックには体操競技からエアリエル転向を決意し、1月のワールドカップで自己最高となる3位に入った田原直哉選手が出場してメダルを目指す。

金メダルが期待できるハーフパイプ、世界選手権優勝小野塚彩那選手

ハーフパイプは下り勾配をつけた半円形状のパイプの中を滑りながら、ジャンプや回転などの演技で採点を競う。演技は2回行われ、高い方の得点が採用される。

2014年ソチオリンピックより新種目として実施され、日本からは津田健太朗選手、小野塚彩那選手、三星マナミ選手の3名が出場して、小野塚彩那選手が決勝に進出、見事銅メダルに輝いた。

平昌オリンピックには、小野塚彩那選手始め、鈴木沙織選手、渡部由梨恵選手の3名が出場する。特に小野塚彩那選手は2017年までに2度ワールドカップを制し、2017年の世界選手権では優勝に輝き、金メダルが期待される。

スピーディでスリリングなレースが展開!スキークロス

スキークロスはバンク、ウェーブ、ジャンプスポットなどが配された約1000mのコースを、2回のタイムトライアルで勝ち残った32名、または36名の選手が4名ずつ滑り、先着2名が勝ち残って最後まで残った4名で決勝を行う。

コースには平均12度(±2度)の傾斜がついており、スピーディでスリリングなレースが展開される。2014年ソチオリンピックでは日本人選手の出場はなかったが、今回の平昌オリンピックには梅原玲奈選手が出場する。
2017年世界選手権で8位の実績があり、最後の4人には残りたいところだ。

高校生の山本泰成選手に期待!スロープスタイル

スロープスタイルは、コース内に配備された複数のジャンプ台や、レールやテーブルなどの障害物の上を滑り、採点により得点を競う競技だ。 総合的な滑走能力が要求され、苦手なアイテムが1つでもあると上位入賞が難しい競技とも言われている。

2014年ソチオリンピックから新規採用され、日本からは高尾千穂選手が出場したが、決勝には進めなかった。平昌オリンピックには16歳の高校生山本泰成選手が出場する。
山本泰成選手は2018年1月のワールドカップで8位に入り、参加基準を満たした。

スキーフリースタイルは、絶対的なメダル候補選手はいないものの、メダル圏内の選手は数名いて期待が持てる。競技は2月9日のモーグルから2月23日の女子クロスまでオリンピック期間を通して行われる。

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