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ラグビー日本代表、フランス代表に40点差完敗…エディー・ジョーンズHC「フィジカルで対峙できなかった」

2024 11/10 11:12SPAIA編集部
フランス代表に敗れた日本代表,ⒸJRFU
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ⒸJRFU

後半に立川理道とタタフがトライも

ラグビー日本代表が9日(日本時間10日)、フランスのスタッド・ド・フランスで「リポビタンDツアー2024」フランス代表戦に臨み、12-52(前半0-31)で敗れた。

フランス1部トゥールーズへ移籍し、欧州遠征から代表に加わった齋藤直人がSHで先発。SO立川理道がキャプテンを務め、W杯フランス大会主将のFL姫野和樹もスタメン出場したが、前半4分に先制トライを許すと前半は0-31と一方的な展開となった。

後半10分に立川理道、同21分にテビタ・タタフのトライで12点を返したが、結局40点差の完敗となった。コメントは以下の通り。

■エディー・ジョーンズHC
「結果に関しては残念に思っていますし、フィジカルで相手に対峙することができませんでした。相手は我々がやりたいプレーをたくさんしてきましたし、我々もいいプレーはたくさんありましたが、いい学びになりました。この雰囲気は若手にとっては新たな経験になったと思いますし、このまま続けていくことだと思います。(ウルグアイ戦へ)ワールドカップ2大会を振り返るとウルグアイもまたレベルアップしていると思いますし、楽しみです」

■原田衛
「最初の20分でいいプレーができなくて、僕らの流れにもっていくことができませんでした。後半は日本らしいアタックができていたと思いますけど、フィジカルの部分と80分間やり続けるフィットネスのところが課題だと思います」

■齋藤直人
「接点やフィジカルの部分で受けてしまい、前半は前に出られませんでしたし、自分たちがやりたかったキックのラリーのところでも仕掛けることがなかなかできなかった。(デュポン選手は)常にスペースを探していて、相手にしてうまさを感じましたし、やりづらかったです」

■ワーナー・ディアンズ
「フランスはフィジカルが強いチームですし、(自分たちの)集中もきれたのかなと思います。ただ、学ぶこともたくさんありました。次のウルグアイも情熱をもったチームですし、タフなゲームになると思うのでしっかり修正して、準備したいと思います」

■竹内柊平
「スクラムでプッシュしたところは一貫してプレッシャーはかけられたと思いますけど、自分たちの間合いでスクラムできなかったところは改善ポイントです。フランスはフィジカルが強くて、返されるシーンも多かったので、ボールをもらう前にいいスピードで入っていくことが大事ですし、いい学びになりました」

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