写真集発売やCDデビューも果たすなど人気急上昇中の“斉藤ブラザーズ”
6月1日に宮城県・仙台サンプラザホールで開催された全日本プロレスの「スーパーパワーシリーズ2025」が6月17日午後6時30分からGAORA SPORTSで放送される。
メインイベントは、全日本プロレスの象徴とも言える“最強の証”三冠ヘビー級選手権試合。実の双子で“斉藤ブラザーズ”として現在人気急上昇中の第75代王者・斉藤ジュンに、弟・斉藤レイが挑戦した。
2人は宮城県角田市出身で、市のPR大使も務めている。プロレスラーになる前は、8年間力士として活躍。2021年にプロレスデビューを果たすと一気に頭角を現し、2023年度のプロレス大賞・新人賞、2024年度のプロレス大賞・最優秀タッグ賞を受賞した。
「DOOM!」の決め台詞とともに、熱く激しいファイトスタイルでプロレスファンを魅了。さらに写真集の発売やCDデビューも果たすなど、勢いはとどまるところを知らない。
王者・斉藤ジュンは、昨年12月31日に開催された国立代々木競技場第二体育館大会で、三冠ヘビー級王座を初戴冠。今回は4度目の防衛戦だった。
挑戦者・斉藤レイは、今春開催された全日本プロレス伝統の“春の祭典”チャンピオン・カーニバル2025で初優勝。その優勝決定試合後のマイクで、兄・ジュンへ地元・宮城県での三冠王座戦を要求し、ジュンが受諾。史上初となる、双子対決での三冠王座戦が決定した。

斉藤レイ,Ⓒ全日本プロレス
二人の地元で開催される注目の一戦に、当日は2239人の観客が仙台サンプラザホールに集結。二人を応援し続けてきた多くのファンが見守る中、23分7秒にわたる大激闘を繰り広げ、会場は熱狂の渦に包まれた。
GAORA SPORTSでは試合後のマイクやバックステージでのコメントも含め、この一戦を余すところなく放送。そのほか「世界ジュニアヘビー級選手権試合 王者・吉岡世起vs挑戦者・田村男児」や「世界タッグ選手権試合 王者組・宮原健斗&青柳優馬vs挑戦者組・芦野祥太郎&ザイオン」など全7試合の熱戦を、通常の放送枠を拡大して放送する。














