三冠を達成した、法政大学アイスホッケー部
1936年(昭和11年)に創部された法政大学アイスホッケー部は、「名門」と言われるほどの強豪校です。特に注目すべき点は、三冠を達成していることでしょう。 法政大学スケート部は、「フィギュアスケート」「スピードスケート」「アイスホッケー」の3つの部門から構成されていますが、2013年度に、この3部門がすべて大会で優勝を果たしました。さらに、2015年度にも三冠を達成し、法政大学の強さが改めて日本中に知れわたりました。
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法政大学アイスホッケー部の実力をご存じですか? アイスホッケーファンならば、名門法政大学の実力をしっかりと把握しておきたいところです。 今回は「法政大学アイスホッケー部の魅力5つ」をご紹介します。
1936年(昭和11年)に創部された法政大学アイスホッケー部は、「名門」と言われるほどの強豪校です。特に注目すべき点は、三冠を達成していることでしょう。 法政大学スケート部は、「フィギュアスケート」「スピードスケート」「アイスホッケー」の3つの部門から構成されていますが、2013年度に、この3部門がすべて大会で優勝を果たしました。さらに、2015年度にも三冠を達成し、法政大学の強さが改めて日本中に知れわたりました。
2013年度と2015年度の活躍だけではなく、法政大学のアイスホッケー部はコンスタントに優勝を重ねています。関東大学選手権大会では、19回も優勝を果たしました。さらに、関東大学リーグでは14回優勝しています。インカレ(日本学生氷上競技選手権大会)でも、13回の優勝経験があります。 どのシーズンでも不調ということが少なく、チームとしての実績を年々積み重ねています。「今シーズンのインカレで最も期待されている大学」と言っても過言ではありません。
他の大学にはない特徴として、監督が大学のOBであり、30代で就任している点が挙げられます。現在の法政大学アイスホッケー部の監督である松田圭介氏は、アイスホッケー部のキャプテンとして活躍し、2003年に日本リーグで新人賞を獲得しました。 監督自身がディフェンダー出身ということもあり、「守りを意識したプレー」が部のテーマとなっています。また、「個性」を大切にして練習や試合に臨むことで、チームの攻め方にも変化が出てきています。
法政大学アイスホッケー部には、2014年のソチオリンピックの女子アイスホッケーに出場した選手がいます。鈴木世奈(せな)選手と床亜矢可(とこあやか)選手です。 当時、鈴木世奈選手は4年生、床亜矢可選手は1年生でした。2人とも「SEIBUプリンセスラビッツ」に所属し、幅広い活動をしていました。鈴木世奈選手は、2016年にエア・カナダ・センターの「SWHLオールスターゲーム」にも出場しています。日本人選手唯一の出場となったため、とても注目が集まりました。
床亜矢可選手は、女子アイスホッケー世界選手権で優勝した実績があります。彼女はバセドー病を患っていますが、手術をしてアイスホッケーを続けました。法政大学のアイスホッケー部には、彼女のような熱意のあるメンバーが多く集まります。 男子日本代表の菊地尚哉(なおや)選手も、ゴールキーパーとしてチャンスをつかみ、2011年まで現役として活躍していました。逆境に負けない選手が多いのも、法政大学アイスホッケー部の特徴です。
いかがでしょうか? 法政大学アイスホッケー部は、何度も優勝を重ねている伝統校です。「オリンピック選手の輩出」や「若き監督の指導」など、他の大学にはあまりない特徴が見られます。 2016年~2017年シーズンの活躍にも、期待が高まっています。