中京記念は3歳馬によるワンツー決着
7月21日、開催最終日となった中京競馬場で行われた中京記念(GⅢ・芝1600m)。SPAIA予想陣が馬券対決を行うサマーSPAIAシリーズの対象レースだったが、果たして結果はどうだったのか、レースとともに振り返っていこう。
スタート後、内からダッシュ良くグランドボヌールが先頭に立つが、ツーエムマイスターがかわしてハナを切る展開となり、前半600mの通過は35.3という少し速いペースだった。ゴール前、先に抜け出したのは道中5番手を追走していた1番人気のプリモシーン。しかし、その外からグルーヴィットとクリノガウディーの2頭、内からはミエノサクシードが急襲して4頭による大激戦となった。
その争いをハナ差で制したのは、ハンデ52kgの3歳馬グルーヴィット。2着は同じく3歳馬のクリノガウディー、3着はプリモシーンという結果だった。勝ちタイムは1:33.6、グルーヴィットが使った上がりは34.6だった。
SPAIA予想陣の結果は、サマーSPAIAシリーズ5戦目にして、ようやく三木氏が的中。馬券は◎-▲の馬連1000円を的中し配当は25800円に。これまでの負けを一気に取り戻す結果となった。中京記念が現在の条件に変わってから、過去7年の優勝馬の平均上がり34.7を重視した予想がズバリはまっただけに、今後の馬場予想にも注目していきたい。
ⒸSPAIA
その一方、あえて牝馬が勝利していないデータを無視する形でミエノサクシードを本命にした門田氏、追込馬のロワアブソリューに注目した喜畑氏はまたしてもハズレという結果に……。負けが込んできただけに、穴狙いで一発逆転を狙うのか、それともまだ先は長いと考えてコツコツと取り戻す作戦に出るのか、今後の馬券の買い方も気になるところだ。
《予想記事》
▷平均上がりは34.7 中京記念の馬場に合うのは斤量52kgのあの馬