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【スプリングS予想印まとめ】本命印は三者三様 対抗印含めキングスコールが優勢

2025 3/16 11:00SPAIA編集部
スプリングステークス SPAIA予想,ⒸSPAIA

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新馬戦レコードVの素質馬に重い印

16日に中山競馬場で行われるスプリングS(GⅡ・芝1800m)。皐月賞のトライアルレースだが、本番と同距離の弥生賞に有力馬が集まり、当レースは手薄になるケースがしばしばある。今年も1戦1勝馬のキングスコールや無傷2連勝のマテンロウバローズなど素質馬もいるが混戦模様だ。SPAIA予想陣の3人はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。

3名の本命印は完全に分かれた。東大ホースメンクラブはキングスコールを推す。昨年7月の札幌芝1800mの新馬戦ではレコードVを果たし、2~4着馬は次走以降にしっかり勝利と、レースのレベルが高かったことは確かだ。ただし、そこから約8か月ぶり、かつ骨折からの休養明けが懸念材料となる。東大HCは間隔を気にしつつも、「前走同様の力が発揮できれば圧勝するだけの力は間違いなくある」と述べ、高評価した。

AI予想エンジンKAIBAはマテンロウバローズを指名。マテンロウバローズは初の1800m戦だが、「前走1600mで勝利」は【2-1-3-9】勝率13.3%、複勝率40.0%と悪くない。血統記事を連載している坂上明大氏は上位人気想定の馬を評価しながらも、◎フクノブルーレイク、△スワローシチーと伏兵候補に期待を寄せる。前者はウインブライト、後者はミッキースワローといずれも中山巧者の父を持ち、本馬たちも中山の舞台を勝ち上がった。血統や適性面からは注目だ。

対抗印はキングスコールに2つ、ピコチャンブラックに1つ付いた点も踏まえて、キングスコールがわずかにリードといった情勢。ただし、前述の懸念材料から一頭軸にするほどの信頼はおけない点は留意しておきたい。

2025年スプリングSのSPAIA予想まとめ,ⒸSPAIA


AI予想エンジンKAIBA
◎マテンロウバローズ
◯キングスコール
▲レーヴブリリアント
△ダノンセンチュリー
×フクノブルーレイク

東大ホースメンクラブ
◎キングスコール
◯ピコチャンブラック
▲マテンロウバローズ
△レーヴブリリアント

坂上明大(血統分析)
◎フクノブルーレイク
◯キングスコール
▲ピコチャンブラック
△スワローシチー

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