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【AI阪神C】10~3月の連対率63.6% インディチャンプより魅力的な「冬馬」は?

2020 12/26 06:00SPAIA編集部
2020年AI阪神カップインフォグラフィックⒸSPAIA
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冬場の阪神が大得意な馬

12月26日に阪神競馬場で行われるのは阪神カップ。昨年の春秋マイルGⅠ王者インディチャンプが断然の支持を集めそうだが、このレースをAI予想エンジンKAIBAはどう見たのか。

本命はフィアーノロマーノ。阪神コースは5回走って【3-1-1-0】という抜群の相性。また、特徴的なのが季節別成績。4~9月の暖かい時期は【1-0-0-6】に対し、10~3月は【6-1-1-3】で連対率63.6%。寒い時期に調子を上げる、いわゆる「冬馬」で厳冬期の阪神は理想の条件。

AI阪神カップⒸSPAIA



対抗はステルヴィオ。3歳時にマイルCSを勝った後はリズムを崩す時期もあったが、ここに来て復調。1400m戦では3戦して2着が2回と距離も合っている。

3番手にようやくインディチャンプ。もちろん、格でいえば断然の存在。ただ、マイルCS組から阪神Cで好走するのは前走6着以下に敗れていた馬が多く、マイルCS5着以内馬は【1-1-1-8】(過去10年)と意外に振るわない。GⅠ好走の余勢を駆って千四スペシャリストを相手取る難易度は、思いのほか高い模様。

以下、初の千四だった前走を勝ったジャンダルム、阪神でGⅠ含む重賞3勝のダノンファンタジーまで印を回した。過去10年で6度、3連単配当が20万を超えているレースだが、今年はどのような決着になるのだろうか。


AI予想エンジンKAIBA
◎フィアーノロマーノ
○ステルヴィオ
▲インディチャンプ
△ジャンダルム
×ダノンファンタジー

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想をする。 これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。



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