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【エリザベス女王杯】阪神変わり大歓迎 久々に「バラ一族」がターフを沸かすか

2020 11/15 09:30SPAIA編集部
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復活のバラ一族

今年のポイントは間違いなく京都から阪神にコースが変わることだろう。特に外回りと内回りの差はかなり大きいように思えるが、ディープインパクトぐらいの大種牡馬になると、勝率、連対率ともほぼ変わらない。さすがである。

もう1頭、両競馬場の芝2200mで高い連対率を誇るのがルーラーシップ産駒。エリザベス女王杯にはこれまで2頭しか出走していないので結果は出ていないが、阪神芝2200mで行われる宝塚記念では同産駒のキセキが2年連続で連対。舞台設定は文句なしだ。そのキセキの母系だが、米血で固めつつ祖母の父に欧州のスタミナ型ドクターデヴィアスの血を注入。この欧米折衷がパワーの阪神にも対応できる秘訣なのだろう。

今回、ルーラーシップ産駒は2頭が参戦。そのうちロサグラウカの母系はクロフネ×サンデーサイレンス×Shirley Heightsという配合。順番は違えど、Northern Dancer、サンデーサイレンス、そして欧州のスタミナ型が入るのはキセキと同じ。祖母ローズバドは2001年のエリザベス女王杯2着馬。かつて一世を風靡したバラ一族から久しぶりにスター誕生の予感。


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ロサグラウカ血統表

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