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シグルドソン監督「これまでで一番の試合をしたい」 45年ぶりアジア制覇に王手の彗星JAPAN、監督・選手が決勝戦への意気込み語る

2024 1/25 11:30SPAIA編集部
彗星JAPAN,ⒸJHA/Yukihito Taguchi
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ⒸJHA/Yukihito Taguchi

日本時間26日0時30分、カタールと決戦

バーレーンで開催中のハンドボール『第21回男子アジア選手権』もいよいよ大詰め。25日(日本時間26日0時30分)に行われる決勝戦を残すのみとなった。

勝利すれば1979年の第2回大会以来、実に45年ぶり3度目のアジア制覇となる。大一番を前に、選手・監督らが意気込みを語った。

チームを率いるダグル・シグルドソン監督は「ハンドボール日本代表を応援してくれている全てのファンの皆さま応援ありがとうございます。我々は決勝戦まで駒を進めることができました。これまでで一番の試合をしたいと思っています」とファンへの感謝を添えて決意表明。「オリンピック予選からこのような大会で勝ち続けて、2度続けて決勝まで辿り着くのはとても難しく、(日本ハンドボールの存在感を示す)強力なメッセージになったと思います。チームの出来にとても満足しています」とコメント。

キャプテンの東江雄斗選手は「20年ぶりの決勝戦というのは、僕達にとっては初めて見る景色になると思いますが、45年ぶりに日本のハンドボールがアジアのトップに立つという意味を噛み締めて、今いるメンバーでしっかりと掴み取ってアジアの頂点に立ちたいと思っています」と意気込みを述べ、「これまでファンの皆様がSNSなどで応援してくれている声が励みになっています。決勝戦も引き続き応援よろしくお願いします」と呼びかけた。

監督・各選手のコメント全文は以下の通り。

▼ ダグル・シグルドソン監督
ハンドボール日本代表を応援してくれている全てのファンの皆さま応援ありがとうございます。我々は決勝戦まで駒を進めることができました。これまでで一番の試合をしたいと思っています。

もし、勝てば 1979 年以来となります。もちろん、決勝まで駒を進めることができて、とても嬉しいです。オリンピック予選からこのような大会で勝ち続けて、2度続けて決勝まで辿り着くのはとても難しく、(日本ハンドボールの存在感を示す)強力なメッセージになったと思います。チームの出来にとても満足 しています。これは(スタートする)7、8人の選手たちでは到達できませんでした。途中出場する選手たちの貢献があって、(チームが)強くなっていることにとても満足しています。

▼ 東江雄斗選手
僕自身、途中からの合流ではあるのですが、それ以前も以降も、厳しい戦いをしながら決勝戦まで駒を進めることができました。20年ぶりの決勝戦というのは、僕達にとっては初めて見る景色になると思いますが、45年ぶりに日本のハンドボールがアジアのトップに立つという意味を噛み締めて、今いるメンバーでしっかりと掴み取ってアジアの頂点に立ちたいと思っています。

これまでファンの皆様がSNSなどで応援してくれている声が励みになっています。決勝戦も引き続き応援よろしくお願いします。

▼ 吉田守一選手
今まで歴代の先輩方が成し遂げられなかったアジアチャンピオン。僕らの世代で歴史を塗り替えたいと思います。

▼ 徳田新之介選手
1979年以来のアジアチャンピオンということで、日本のハンドーボールファンのみなさんが優勝という結果を待ち侘びている事と思います。厳しい戦いになるとは思いますが、チーム全員で優勝できるように、皆さんにいい報告ができるように精一杯がんばります。応援どうぞよろしくお願いします。

▼ 榎本悠雅選手
日本で大きな災害があって沈みがちとは思いますが、僕達が優勝して日本を盛り上げられるようがんばります。

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