決勝は日本時間26日、カタールと対戦
バーレーンで開催されている第21回ハンドボール男子アジア選手権は23日(日本時間24日)に準決勝が行われ、日本代表「彗星JAPAN」は地元バーレーンに20-17で勝利し、決勝進出を決めた。
日本とバーレーンはアジア競技大会で1試合、パリオリンピック予選で2試合とここ4ヶ月で3回対戦しており、日本が2勝1敗と勝ち越していた。お互い手の内を知り尽くしてる中、準決勝は前半から1点を争う展開となる。
前半中盤からは満員の観客の応援を背に受けたバーレーンが徐々に優勢に。日本もシュートまでは行くが、ゴールキーパーに阻止され得点できず、9-11の2点ビハインドで前半を折り返した。
それでも日本は、後半立ち上がりから2点を連取して同点に。中盤以降は一進一退の攻防が続き、バーレーン1点リードで日本が追いかける展開となるが、後半23分に追いつくと、さらに北詰明未、蔦谷大雅の連続得点で2点差に広げる。その後、観客席から物が投げ入れられ試合が2度ほど中断する異様な雰囲気となるも、日本は集中力を切らすことなく戦い続け、最後は3点差をつけて勝利した。
決勝は日本時間26日0時30分から、メインラウンドで引き分けたカタールと対戦する。
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