試合終了間際に追いつく
バーレーンで開催されている第21回ハンドボール男子アジア選手権で、準決勝進出を決めている日本代表「彗星JAPAN」は21日、メインラウンド3戦目のカタール戦に臨み、28-28で引き分けた。この結果、日本とカタールはともに2勝0敗1分けで並んだが、得失点差でカタールがグループ1位、日本は2位で準決勝に進む。
日本は試合開始からカタールに2点連取されるが、北詰明未、玉川裕康の連続得点で追いつく。11分には東江雄斗の得点で6-5とリードをするが、13分からカタールに3連続得点を許し、逆転される。23分から渡部仁、榎本悠雅、カタールのエンプティーゴール時にGK坂井幹のゴールで12-13と1点差に詰め寄るが、その後カタールに3点連取され、12-16と4点ビハインドで前半を折り返す。
後半に入り攻めに転じた日本は17分過ぎからの泉本心、玉川の得点で23-23の同点に追いつく。その後は一進一退の攻防が続き、ラスト1分を切って27-28とカタール1点リードで日本はタイムアウト。最後の攻撃の確認を行い迎えた試合終了間際、コーナーからのスローインから吉田守一がゴールを決め、引き分けに持ち込んだ。「MAN OF THE MATCH」には、No.19徳田新之介が選ばれた。
彗星JAPANは日本時間24日の準決勝(0時30分開始)で、メインラウンドグループ2・1位のバーレーンと対戦する。
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