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お互いに高め合う、日本体操競技選手のライバルたちを紹介

2017 7/10 10:25フェデ
オレグ・ユリヨヴィチ・ベルニャエフ選手
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Photo by Petr Toman/Shutterstock.com

力強く、そして美しい男子体操競技。その第一線で活躍し、リオオリンピックで奇跡を見せてくれた内村航平選手の活躍は記憶に新しい。 そんな内村選手のライバルは、やはり一流の選手たちだ。 リオオリンピックでの感動を振り返りつつ、内村選手のライバルを中心に紹介したい。

内村航平選手も認めるライバル、ベルニャエフ選手とは<1>

リオオリンピック、男子体操競技男子体操の個人総合に出場した内村航平選手は、見事オリンピック2連覇を達成した。しかし、その戦いは最後まで分からないギリギリの戦いだった。
金メダルを手にしたのは内村選手であったが、最後まで金メダルを争ったベルニャエフ選手に「チャンピオンの内村選手に採点が有利に働いたのでは?」との問いかけがあった。しかし、ベルニャエフ選手は「体操はフェアであり、タイトルは内村選手のもので祝福する」とのコメントを発表した。
あくまで真摯に対応したベルニャフ選手は、まさにスポーツマンシップにのっとった良きライバルと言える。

内村航平選手も認めるライバル、ベルニャエフ選手とは<2>

2016年リオオリンピック、男子体操個人総合で銀メダルを獲得したベルニャエフ選手。最後は僅差で内村選手に逆転を許し、惜しくも金メダルとはならなかった。
ベルニャエフ選手は、ウクライナ出身で7歳から体操を始めた。当時からロシアとの紛争があり、満足のいく練習環境がない中、練習を続けてきた。その日々の鍛錬の結果がリオで母国ウクライナを勇気づけるメダル獲得に結びついた。どの種目も難度の高い技を持ち、まさに内村選手と同じオールラウンダー。今後の体操競技を引っ張っていく選手である。

内村航平選手も認めるライバル、白井健三選手とは

ひねり王子こと白井健三選手。絶対王者、内村航平選手も認める体操選手だ。内村選手に「ひねりすぎて気持ち悪い」と言わしめるほど。彼の名前の付いた床運動の技は、なかなか真似することのできない高難度の技なのだ。
後方伸身宙返り4回ひねりの"シライ"に加えて、前方伸身宙返り3回ひねりの"シライ2"、そして跳馬でも伸身ユルチェンコ3回ひねり"シライ・キムヒフン"と命名されている。
白井選手は、2014年に17歳1ヶ月で日本最年少の世界選手権金メダルを獲得するとともに、床運動ではシライ・グエンを決め、ギネス世界記録に認定されている。

内村航平選手の永遠のライバルとは

体操競技で圧倒的な強さを見せる内村航平選手。そんな内村選手の同士でありライバルと言えば、山室光史選手だ。埼玉栄高校時代には、高校総体個人総合優勝を果たし、当時2連覇していた内村選手の3連覇を阻止した。その後、内村選手と揃って日本体育大学に進学し、お互いに刺激し合いながら切磋琢磨してきた。
当時は山室選手の実力が上で、その力強さにあこがれていたという内村選手。一方の山室選手は、内村選手の美しさにあこがれていたという。仲良しでもありながら、お互いを高める存在である2人は、まさによきライバルと言える。

【番外編】内村選手よりも兄弟がライバル?田中佑典選手とは

リオオリンピック男子体操競技金メダル獲得に大きく貢献した田中佑典選手。5種目目の鉄棒では完璧な着地を見せ、最高のパフォーマンスをすることができた。スタンドで演技を見守った兄・和仁さんに加え、姉の理恵さん。常にこの2人をお手本にして、背中を追いかけてきたいう。
特に兄の和仁さんの演技に憧れ、大きくなるにつれて、いつしか超えたいというライバルの関係に。ロンドンオリンピックでは、3兄弟で出場したことでも話題を集めた。他の2人の引退後は、家族の分まで頑張っている佑典選手。ますますの活躍に期待しよう。

まとめ

ライバル関係があることで、さらに己を強くするとはよく言われているが、選手たちのヒストリーを見ると、その言葉がよくわかる。 良いライバル関係が、日本体操界をさらに強くしてくれるだろう。

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