「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

レーザーやGPS距離計の活用方法【ゴルフハウツー】

2021 3/15 06:00akira yasu
イメージ画像ⒸLinXiuXiu/Shutterstock.com
このエントリーをはてなブックマークに追加

ⒸLin Xiu Xiu/Shutterstock.com

全米プロと全米女子プロで使用可能に

ターゲットまでの距離を測定できる距離計。2打目、3打目地点からピンまで、あるいはティーイングエリアからハザードまでの距離を把握することができる、非常に便利なアイテムだ。

今年の全米プロと全米女子プロで、この距離計を使用可能となることが決まった。もともと2019年1月1日からのルール改正時に原則可能となっていたものの、世界の主要プロツアーでは使用不可だった。

今回使用可能となった背景には、残り距離を測定するための歩測などによる時間ロスを抑え、プレースピードを早める狙いがある。今後も使用可能となる大会が増えてくるかもしれない。

レーザーとGPS

距離計にはレーザーとGPSの2種類がある。

レーザー型は単眼鏡のように片目でターゲットに焦点を合わせ、ボタンを押せば距離が表示される。一方、GPSには小型携帯タイプと腕時計タイプがある。素早く簡単にハザードやピンまでの距離を計測し、すぐにそれを画面で確認できるのが利点だ。

ホール画像が表示されるモデルであれば、コースの全体像を把握できる。ゴルフ歴が浅いゴルファーはホールを俯瞰で見ることが難しいので、ホールがヴィジュアル化されるこの機能の活用は有効だ。ドッグレッグのホールや、キャディ付きでないセルフプレーの場合などは、特に役立つのではないだろうか。

プロはレーザー型を使用

プロツアーのコースセッティングは過酷だ。ピン周辺に大きなマウンドがあると、少しの差でショットがピンに絡んだり、ピンから遠ざかったりしてしまう。また、次のショットを打ちやすくするために、長く伸びたラフからのショットを回避するなど、ピンポイントでボールを運ばなければいけない場合もある。

このように、ターゲットまでの距離計測において、1ヤードの差が命運を分けることがあるツアー選手たちはレーザー型を使用する。ピンポイントでターゲットを定められ、計測の精度がGPSに比べて若干高いと言われているからだ。

距離計を使ってスキルアップ

距離計を使う目的は、プレースピードを速めるためや、ターゲットまでの距離を正確に把握してコースマネージメントに活かし、その日のコースラウンドのスコアを良くするため、だけではない。活用次第ではスキルアップも可能だ。

例えば、ターゲットまでの距離を計測してショット。ボール地点でそのターゲットまでの距離を計測すれば、打ったショットの飛距離を算出することができる。また、グリーン上にキャリーしたショットなら、ボールマークの位置を確認することで、総距離だけでなくキャリー距離をより正確に把握することもできるのだ。

これらを蓄積していくと、各番手の飛距離や風の影響、ラフとフェアウェイでの飛距離の差、ミスヒットした時の飛距離ロスの度合などがデータ化され、コースマネージメントや練習に活かすことができるようになるのだ。

このように、距離計の活用は今後のゴルフにつながるものを示してくれる。距離計を使ったことがないゴルファーは、一度検討してみてはいかがだろうか。

【関連記事】
コースラウンドで使用するボールの選び方【ゴルフハウツー】
パット数を減らすグリーン上のラインの読み方【ゴルフハウツー】
ヘッドアップは気にせずにスイングすることのススメ【ゴルフハウツー】

おすすめの記事