「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

必見・フットサル界の有名選手を紹介!

2016 12/21 10:03
フットサル
このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo by Rnoid / Shutterstock.com

近年、日本においても競技人口や人気が高まりつつあるフットサル。 今回はそんなフットサルの世界で活躍を繰り広げる有名選手について紹介していく。 驚愕のプレーで人々を惹き付ける彼らに、ぜひ注目してほしい。

フットサル界の大スター!ブラジルのファルカン

有名なフットサル選手を挙げるとするならば、まず「ファルカン」の愛称で知られるパウロ・ロベルト・ファルカンを外すことはない。驚異的な突破力で得点を量産することができる。
ブラジルの肉屋の息子として生まれた彼は、幼い時よりお店の手伝いをしながら育った。時間をしっかりと守り毎日忙しく働いていた。 その時の習慣は、後の自分に厳しく練習を課す際に役立ったという。
肉屋で働いた少年はいつの頃からか、ボールの扱いに長けるようになる。 どんな小さなものでも器用にリフティングをすることができ、器用に扱える才能を見せ始めたのだ。
やがて若くして亡くなった父。 その棺の前で彼は最強の選手になると誓った。 それは後のFIFA最優秀選手賞の受賞、数々の栄光への躍進へと繋がった。

楽しく優雅に舞う!ポルトガルのリカルジーニョ

「リカルジーニョ」は元々サッカー選手としてプレーしていた選手だった。 ただ、身長164cmと小柄であったため、フットサルへと転向。その後メキメキと頭角を現し、ポルトガル代表でも活躍した。
実はこの選手、日本の名古屋オーシャンズというクラブでもプレー経験がある。
彼のプレーは観ていて楽しくなるようなものばかりだ。緩急つけたドリブルで相手を翻弄し、ヒールリフトを用い相手の頭上を彼に超えて突破することもある。
フットサルは元来そういった小刻みかつ華麗なプレーが多いのだが、彼のプレーは別格なのである。観る者を魅了する、まさに「舞い」のような技術を披露する。

ゴール前の番人!スペインのルイス・アマド

フットサルで忘れてはならないのは、何もアタッカー陣だけではない。 このルイス・アマドという選手はゴール前の番人、史上最強のGKとして名を馳せた選手である。
フットサルは展開の速いスポーツであり、GKが相手のシュートに対して仕事をしなくてはならない場面も多い。またプレー人数が少なく、ピッチも狭いため、GKのプレー参加は必須なわけだ。
そんな中、ルイス・アマドは驚異的なセーブを連発。どんなシュートに対しても落ち着いて反応することができ、すぐさま味方のボールを配給した。 獲れるタイトルは全て獲ったと言っても過言ではない。華麗な攻撃をみせるアタッカー陣が注目されがちなフットサル界では、まさに異端児と言っても良い輝きを放つ選手だ。

キングカズの名は伊達じゃない!日本の三浦知良

キングカズの愛称で知られる三浦知良。
彼は今もなお日本サッカーをリードし続ける存在として、後進の選手たちの憧れとして現役を続行している。 ついにはフットサルの日本代表にも名を連ねるようになった。
ただ、スポーツ選手としては高齢であるために、「彼が入るとプレーが停滞する」といった厳しい見方があることも確かである。
しかし、彼がフットサルの代表に選出されてからは、日本のフットサル界にスポットライトが当たるようになり、注目度の上昇や普及促進にも多大な貢献を残している。 プレー面では経験に裏打ちされたゴールへの嗅覚と、代表の精神的支柱として替えの利かない選手となっている。

忘れてはいけない、フットサルとサッカーの関連性

フットサルとサッカーは似たようなスポーツではあるが、別物としてそれぞれ楽しむことができる。 ただ、プレーする選手は「フットサル→サッカー」、「サッカー→フットサル」というように、相互間でプレーの転向、あるいはそれぞれの経験が役に立っていることも多くあるのだ。
サッカーで華麗なブラジルの至宝ネイマール。彼も幼い頃は、フットサルやストリートサッカーなどで腕を磨いた選手だ。 その時に磨かれたであろう、トリックプレーの数々は今もサッカーで輝いている。
彼のようなドリブル技術に長ける選手はフットサル出身、あるいは多少なりとも経験のある場合が多く、その関連性に目を逸らすことはできないだろう。

まとめ

フットサル界には驚くべき技術を持った選手が多くいる。ブラジルのファルカンや、ポルトガルのリカルジーニョ、スペインのルイス・アマドはその代表例だ。 日本ではあの三浦知良がフットサル界でも活躍している。 注目度が高まっているフットサル界の選手たちから、今後も目が離せない!