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ボクシングの反則行為のまとめ

2017 1/30 21:11
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出典: antoniodiaz/shutterstock.com

ボクシングは、リング上で選手同士が1対1で戦う真剣勝負のスポーツだが、当然のことながらルールがある。 数あるルールの中から反則行為に注目する。折角の好試合が反則行為で台無しになってしまうのだ。 主な反則行為と過去の事件を紹介する。

ボクシングの反則行為の定義

ボクシングは、パンチで相手選手からダメージやダウンを奪う競技だが、危険を伴う競技だからこそ厳格なルールがある。特に、相手の致命的なケガにつながる行為や、ルール外のアンフェアな打撃行為は反則となり、レフェリーに注意を受ける。プロボクシングでは、注意を受けることにより減点対象となり、連続して続けた場合や悪質な場合はレフェリーの判断により失格負けとなる。
反則行為により好試合が台無しになってしまうこと、反則によるケガで今後の選手生命にも関わる事態にもつながってしまうことを避けるためにも、厳格なルールと的確なレフェリングが必要になる。

反則行為の種類

ボクシングの反則行為には、下記のようなさまざまな項目がある。

日本ボクシング・コミッション(JBC)のルールブックには、「次の各号に定める行為を反則とし、これを禁止する」とある。以下、分かりやすく要点をかいつまんで紹介する。

一 ローブロー(ベルトライン以下への攻撃)
ニ ダウン中の相手を打つこと
三 故意のホールドやクリンチなどを続けること
四 バッティング(頭や肩、肘などの加撃)
五 レスリング行為(足蹴り、抱え投げ、引き倒しなど)
六 ナックル(拳の甲からみた前面垂直部分)以外での打撃
七 キドニー(腎臓)ブロー、ラビットパンチ(後頭部への打撃)
八 サミング(グローブの親指部で相手の目を突く行為)
九 故意のダウン
十 無気力試合
十一 コーナーやロープに相手を押し付けて片方の手で加撃すること
十二 ブレーク後、ラウンド終了後の加撃
十三 試合中の相手やレフェリーへの暴言
十四 ロープの反動を利用した攻撃
十五 ローダッキング(攻撃を避けるため相手のベルトライン以下に体を沈めること)

出典: Sports Navi

どの反則行為も相手選手に多大な影響を与えるだけでなく、試合を見に来るお客様にも不快感を与えることになるだろう。

よく見かける反則行為1 ローブロー

ボクシングの反則行為の中でも非常によく見られる行為の一つと言えば、「ローブロー」があげられるだろう。
ローブローは、ベルトライン以下への攻撃だが、試合では男性の急所を直撃する光景をたまに目にすることがある。これは入り方によっては大きなダメージとなってしまう。 ローブローが入った場合は、レフェリーの判断により試合が一時中断されるが、試合の流れを止めないためレフェリーが中断しないこともある。故意でなくても連続で行われた場合は、注意及び減点が与えられる。

よく見かける反則行為2 バッティング

ボクシングの試合中に頭が相手の顔にぶつかってしまった場合、この行為は「バッティング」という反則になる。
バッティングは頭だけでなく肩、肘の攻撃も該当する。いわゆる頭突きになるが、レフェリーの目を盗んで行ったり、故意ではないように見せる悪質な事例も過去にはある。 バッティングが見られた場合は、レフェリーの判断により試合が中断され注意が入る。連続で行われた場合は注意及び減点となり、悪質な場合は失格にもなる。

反則行為による過去の事件

ボクシングの反則行為による過去の事件は、皆さんの記憶に残っている試合もあるかもしれない。特に有名なものに、マイク・タイソンによる事件がある。
1997年6月28日、アメリカ・ネバダ州ラスベガスでWBA世界ヘビー級王者イベンダー・ホリフィールドvs野獣マイク・タイソン戦が行われた。前回ホリフィールドに敗れたタイソンは、雪辱戦に挑んだものの、王者の耳を噛みちぎって失格負けとなったのだ。
この試合は、世間では世紀の一戦と言われた試合だったが、タイソンが耳を?みちぎるという恐ろしい事件で幕を閉じた。ただ発端は、ホリフィールドがたび重なる頭突きによるバッティングを行い、タイソンを激昂をさせてしまったという経緯があった。

まとめ

過去に遡ると、反則行為による事件は数多くある。反則行為がなければ名勝負になっていたかもしれない試合もあった。 反則行為は、選手にとって非常に危険な行為なので、選手生命を守るために決められたルールなのだ。

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