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打倒・井上尚弥に自信のフルトン「私が勝者としてリングを降りる」コメント全文

2023 3/6 18:17SPAIA編集部
井上尚弥の会見で放映されたスティーブン・フルトンの映像,ⒸSECOND CARRER
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ⒸSECOND CARRER

5月7日に横浜アリーナで対戦

プロボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者で現WBC・WBOスーパーバンタム級1位・井上尚弥(29=大橋)が6日、東京都内で会見し、5月7日に横浜アリーナでWBC・WBO統一王者スティーブン・フルトン(28=アメリカ)に挑戦することを正式発表した。

井上は昨年12月にポール・バトラーを倒してバンタム級の4団体王座を統一し、1月に返上。フルトンに勝てば井岡一翔(33=志成)に続き、日本選手2人目、世界でも23人目の4階級制覇となる。

会見ではフルトンのコメントもVTRで放映された。コメント全文は以下の通り。

Q:今回の対戦が決まってどのように感じていますか?
「最高の気分だよ。素晴らしい対戦相手とリングに戻れるし、戦う準備は出来ている。素晴らしい気分だよ」

Q:日本での試合は初めてだと思いますが、不安はないですか?
「心配は全くありません。ただ、リング上で自分の能力を世界に示し、日本で素晴らしい経験とパフォーマンスをしたいだけです」

Q:井上選手がスーパーバンタムに上げると知って、対戦を熱望したという報道がありましたが本当ですか?
「そうですね、今まで多くのボクシングファンから『あの選手との対戦を避けている』『あの人から逃げている」という声をたくさん言われてきたので、そうでないことを証明するためにも井上尚弥との対戦を熱望していました。それに私はチャレンジすることや、興奮できるような試合をするのが好きなのです。だから、井上尚弥と対戦出来るのであれば断る理由はありません。P4Pのトップの井上と統一王者の私との対戦。これは素晴らしい戦いだ」

Q:井上尚弥選手についてどのような選手だと思うか?またどんな試合展開になると予想しますか?
「彼は偉大なファイターだ。3階級制覇チャンピオンで元4団体統一王者。文句のつけようがない。試合の展開としては、お互いがゲームプランを持って試合に臨み、自分らの仕事をする。そして私が勝者としてリングを降りることになるでしょう。私はどんな相手にも対応出来て勝てると思っています」

Q:無敗同士の戦いとなりますが、勝敗は何ラウンドで決着がつくと思いますか?
「ラウンド数は重要ではない。重要なことは、リング上での戦いでどう対応して調整できるかです。ラウンド数は関係ないと思っています」

Q:日本のボクシングファンと、井上尚弥選手にメッセージをお願いします。
「私を応援してくださってるみなさん、この試合を実現させてくれた皆さん、ありがとうございます。素晴らしいショーを目撃する準備をしておいてください。井上選手には特にコメントはありませんが、彼は最高の状態で勝利を信じてリングに上がってくると思いますが、それは私も同じです。5月7日を楽しみにしています」

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