井上尚弥がインスタグラムでツーショット公開
プロボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者で現WBC・WBOスーパーバンタム級1位・井上尚弥(29=大橋)が韓国のロックバンド「CNBLUE」のジョン・ヨンファさんとマスボクシングで交流した。
井上が自身のインスタグラムでヨンファさんとのツーショットを公開し、「ジョン・ヨンファさんがジムに会いに来てくれました!!ボクシングが好きでトレーニングもされてるみたいで上手でした。今度はLIVEにお邪魔させていただきます」と投稿。所属ジムの大橋秀行会長(57)も自身のオフィシャルブログに写真入りで紹介している。
日本のプロボクサーと韓流スターという意外な交遊録だが、大橋会長は韓国で興行を開催するなど太いパイプを持つ。2月18日にはソウルで第2回フェニックスバトル・ソウル大会を開き、東洋太平洋スーパーバンタム級王者・武居由樹(26=大橋)が韓国同級2位チャン・ドンフンとエキシビションマッチのリングに上がり、井上尚弥もセコンドとして参加している。
大橋会長は現役時代から韓国と縁が深い。「150年に1人の天才」と謳われ、1986年12月にプロデビュー7戦目でWBCライトフライ級王者・張正九に韓国で挑戦。5回TKO負けして当時の最速世界奪取記録はならなかった。
1988年6月には東京・後楽園ホールで張正九に再挑戦し、王者にカウンターをクリーンヒットしてダウン寸前に追い込みながら8回TKO負け。張正九は15度目の防衛を果たした。
その後、1990年2月に3度目の世界挑戦でついにWBCミニマム級王座を奪った時も相手は韓国の崔漸煥。王座陥落後、1992年10月にWBAミニマム級王座を奪取したのも韓国の崔煕庸からだった。
2度の激闘を繰り広げた張正九とは引退後も交流が続き、自身のSNSではたびたびツーショット写真を投稿して仲睦まじい様子を披露している。