井上尚弥対バトラー戦のセミファイナルに登場
12月13日に東京・有明アリーナで行われるプロボクシングの世界バンタム級4団体統一戦、井上尚弥(29=大橋)対ポール・バトラー(34=イギリス)のセミファイナルで、WBOアジアスーパーライト級王者・平岡アンディ(26=大橋)がWBCアジアウエルター級シルバー王者・誼敏虎(ジュン・ミンホ=韓国)を迎えて4度目の防衛戦に臨む。
10日の会見では「4団体統一の前座として出場できることを、とても誇りに思っている。ますます負けられないという気持ち」と大舞台への意気込みを表明。「ここでは負けてられない。来年は世界で戦っていきたいという気持ちで練習してきたので、通過点として頑張っていきたい」と世界挑戦へ通過点であることを強調した。
ガーナ出身の父親と日本人の母親の間に生まれた平岡は、父親の影響で幼い頃からボクシングに取り組み、横浜高校時代は陸上で国体に出場するなど高い身体能力を誇る。2013年に花形ジムからプロデビューし、2016年に大橋ジムに移籍すると、2017年11月に日本スーパーライト級ユース王座を獲得した。
身長182センチ、リーチ188センチと恵まれた体格の逸材に本場アメリカの大手プロモート会社・トップランクも目を付けた。2019年11月に契約した平岡は、ラスベガスのリングに上がってKO勝ち。2021年10月には佐々木尽に11回TKO勝ちで日本・WBOアジアパシフィックスーパーライト級王座に就いた。
同王座は3度防衛しており、ここまで21戦全勝(16KO)。やや動きは硬いが、フットワークも使える強打のパンチャーだ。















