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NBA目指す富永啓生に厳しい現実…Gリーグでも出番なく、河村勇輝と明暗くっきり

2024 11/16 11:35SPAIA編集部
富永啓生,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

開幕戦で3リバウンド1アシストも以降3試合は出場機会なし

米プロバスケットボールNBAメンフィス・グリズリーズの河村勇輝(23)が日本人4人目のNBAプレーヤーとして活躍する中、NBA下部のGリーグ、インディアナ・マッドアンツに所属する富永啓生(23)は厳しい現実に直面している。

9日(日本時間10日)に行われたクリーブランド・チャージとの開幕戦では9分55秒プレーして3リバウンド1アシストを記録したが、以降3試合は出番なし。いまだ得点は記録できていない。

富永は愛知・桜丘高からアメリカのレンジャー・カレッジに進学。2021-22シーズンからNCAA1部のネブラスカ大学に編入し、得意の3Pを武器に活躍した。日本代表としても2023年ワールドカップや2024年パリオリンピックに出場したが、大学を卒業した2024年のNBAドラフトでは指名されず、インディアナ・ペイサーズと9月26日(同27日)に結んだエグジビット10契約も翌27日(同28日)にたった1日で解除された。

河村がグリズリーズで存在感を増しつつある中、日本代表のチームメイトとしてともに戦い、同時期にNBA挑戦を決めた富永の心中は穏やかではないだろう。まずはマッドアンツで腕を磨き、アピールしていくしかない。夢のNBA入りへ富永の挑戦は続く。

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