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パリ五輪バスケ男子日本代表、河村勇輝の3P連発で猛追もブラジルに敗れ終戦

2024 8/2 20:35SPAIA編集部
河村勇輝,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

八村塁の離脱響き、84-102で敗戦

パリオリンピックのバスケットボール男子グループBの日本代表は2日、予選リーグ最終戦でブラジル代表に84-102で敗れた。歴代最強の呼び声も高かった「AKATSUKI JAPAN」は3連敗で終戦となった。

この日の試合前、7月31日のフランス戦後に左ふくらはぎ違和感を訴えていた八村塁が左腓腹筋の負傷と診断され戦線離脱。ドイツ、フランスに敗れていた日本は準々決勝進出のために勝つしかなかった。

試合はブラジルペースで進んだが、第3Qに河村勇輝が3ポイントシュートを連発。最大16点差から第3Q終了時点で73-77まで詰め寄ったものの届かなかった。

世界との差を痛感させられるオリンピックとなったが、それでもフランスから勝利をつかみかけ、ブラジルを追いつめた戦いぶりは大いなる可能性を感じさせた。

Bリーグが盛り上がり、NBAがもっと身近になればバスケットボール熱もさらに高まる。パリで刻んだ足跡は間違いなく日本バスケ史に残る貴重な1ページだ。次の大目標は2027年にカタールで開催されるワールドカップだろう。AKATSUKI JAPANの戦いはまだまだ終わらない。

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