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パリ五輪バスケ男子日本代表・八村塁が離脱…最終ブラジル戦直前に暗雲

2024 8/2 11:43SPAIA編集部
離脱する八村塁,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

左腓腹筋の負傷…準々決勝かけて今日ブラジル戦

日本バスケットボール協会は2日、パリオリンピックに出場している男子日本代表の八村塁(26)が代表チームから離脱することを発表した。

7月31日のフランス戦後に左ふくらはぎに違和感を覚え、現地にてMRI検査を実施した結果、左腓腹筋の負傷と診断。苦渋の決断に至った。

グループBの日本はドイツに77-97、フランスに90-94で2連敗。準々決勝には各組上位2チームと各組3位チームのうち成績の良い2チームが進出するため日本にも可能性は残されているが、2日(日本時間18時)から行われるブラジルとのグループステージ最終戦に得点差をつけて勝つことが求められる。

八村抜きの日本代表は最後に意地を見せることができるか。コメントは以下の通り。

■八村塁
「ケガの早期治療が必要になったため、NBA/FIBAルールに基づき、残念ながら今後のチーム帯同ができなくなりました。現地で応援してくださった観客の皆様、世界中のバスケファン、そして日本のファンの皆様、本当にありがとうございました。チームメンバーと共に、日本バスケにとっても非常に良い試合ができたと思いますし、AKATSUKI JAPAN の一員としてプレーできたことを誇りに感じています。いま日本代表はブラジル戦の勝利に向けて挑み続けています。引き続き、AKATSUKI JAPAN への応援をよろしくお願いいたします」

■東野智弥技術委員長
「一昨日のフランス戦後、八村選手が足に違和感を訴え MRI検査を受けました。その結果、プレーに支障をきたすダメージが確認され、残念ながら次戦以降の試合には出場できないことが決定しました。その後、JOC ならびに日本選手団の理解を得て、チームからの早期離脱が決定しました。八村選手はTEAM JAPANの各選手に思いを伝え、パリ2024オリンピックを去ることとなりましたが、彼が今後も良き仲間として頑張ってくれることを信じています。パリ2024オリンピックはまだ続いています。男子日本バスケットボールチームの勝利に向けて、引き続き熱い応援をよろしくお願いいたします。日本一丸!」

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