9日・中国戦から東京ドームで4連戦
第5回ワールドベースボールクラシックの開幕が近付いてきた。MLBエンゼルスの大谷翔平投手(28)も間もなく合流する。
日本は9日の中国戦を皮切りに、韓国、チェコ共和国、オーストラリアと東京ドームで4連戦。2位以内に入れば16日の準々決勝(東京ドーム)に進出する。
「史上最強」とも言われる侍ジャパンで注目ポイントのひとつが大谷の打順だろう。SPAIA公式ツイッターで実施した緊急アンケートの結果は以下の通りだった。
①2番 45.2%
②1番 38.7%
③4番以降 9.7%
④3番 6.5%
ユーザーが考える大谷の理想の打順で最も多かったのは2番。2021年はエンゼルスでも2番起用が多かったこともあり、そのイメージが強いのかも知れない。2021年に46本塁打を放ったパワーに加え、26盗塁をマークした足もある。ポイントゲッターとしてもチャンスメーカーとしても期待できる打順だ。
次いで多かったのが38.7%の1番。2022年は1番での起用も増えた。相手投手にすれば、いきなり大谷を迎える打線は相当な重圧だろう。打線の迫力という点では最も強いかも知れない。
3位は9.7%の4番以降。ツイッターの仕様上、4択のため「4番以降」としたが、「4番」をイメージした投票が多いと思われる。日本では「主砲」が座る打順。エンゼルスで4番に入ることは多くないが、塁が埋まった場面で打点を稼ぐ意味でも、侍ジャパンの顔として4番を託す意味でも候補のひとつだろう。
意外だったのは3番が最も少ない6.5%だったこと。2022年はエンゼルスで最も多く起用された打順だが、支持したユーザーは少なかった。
打順は他の打者との兼ね合いもあり、その時の状態や相手投手によって変わることもある。本来ならテストを重ねて理想の打順を追求したいだろうが、合流が本番間近なため時間は限られている。日本ハム時代の指揮官でもある栗山英樹監督の決断に注目だ。
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