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大型補強がなかったDeNAは既存戦力の底上げで今季に臨む

2019 1/7 11:00勝田聡
東克樹,ⒸYoshihiro KOIKE
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大型補強はなく外国人選手の残留に全力

4位という成績を受けアレックス・ラミレス監督の去就も注目されたが、結果的に1年契約で留任となった。

1月6日時点では4位からの巻き返しに向けた補強は大きく動いておらず、FA選手、新外国人選手獲得の動きはない。しかし、本塁打王のソト、主軸のロペスと外国人野手ふたりは残留。セットアッパーのパットン、そして貴重な左腕であるエドウィン・エスコバー、そしてエディソン・バリオスと投手陣と次々に契約を行った。今季の戦力となった外国人選手たちをつなぎとめることに成功した。

FAでの補強はなかったが、12球団合同トライアウトから中井大介(巨人)、入団テストから古村徹(BC富山)とふたりを獲得している。両選手ともどちらかと言うと、主軸ではなくサブ的な役割を与えられそうだ。

ドラフトでは小園海斗(報徳学園高→広島)の抽選を外したが、即戦力候補の上茶谷大河(東洋大)を1位で獲得した。ここ数年のドラフト1位は1年目から結果を残しているだけに、上茶谷にも同様の活躍を求められそう。

2位では伊藤裕季也(立正大)を獲得。パンチ力のある二塁手、そして主将として大学野球最後の大会となる明治神宮大会でチームを優勝に導いた。DeNAの二塁手は固定できていないポジションだけに、1年目からチャンスはありそう。すでにラミレス監督はソトを二塁で起用する方針を語ったが、覆させるような働きを見せたい。

3位では即戦力候補として大貫晋一(新日鐵住金鹿島)を指名している。ドラフト後に行われた社会人日本選手権でも好投を見せており、ローテーション位争いに加わるだろう。

大卒、社会人と上位で指名し4位では高卒の投手として勝又温史(日大鶴ヶ丘高)を獲得。5位では益子京右(青藍泰斗高)と高校生捕手を指名している。6位にはBC新潟の内野手・知野直人を指名した。全体的にバランスのよい指名となっている。

ここまでの動きを見ると、大型補強はない。実績のある外国人選手、そして不振だった選手の復活で今シーズンを乗り切ることになる。巨人、阪神と大型補強を進めるなか、既存戦力の底上げで優勝争いに加わることができるだろうか。ラミレス監督4年目のシーズンに注目したい。

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