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プロ野球における背番号14の名選手たち

2017 9/13 14:03cut
野球,ピッチャー
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2017年現役選手の背番号「14」

投手の番号としての印象が強い背番号「14」。2017年シーズンは永久欠番となっている読売ジャイアンツを除き11球団ともに投手が着用している。

2017年各球団の背番号「14」は下記の選手だ。

日本ハム:加藤貴之選手(投手)
ソフトバンク:加治屋蓮選手(投手)
ロッテ:大谷智久選手(投手)
西武:増田達至選手(投手)
楽天:則本昂大選手(投手)
オリックス:吉田一将選手(投手)
広島:大瀬良大地選手(投手)
巨人:永久欠番(沢村栄治選手)
DeNA:石田健大選手(投手)
阪神:能見篤史選手(投手)
ヤクルト:秋吉亮選手(投手)
中日:佐藤優選手(投手)

不在:0球団
永久欠番:1球団
投手:11球団
捕手:0球団
内野手:0球団
外野手:0球団

沢村賞の由来となった伝説の投手である沢村栄治選手。巨人時代に背負っていた「14」は1947年に黒沢俊夫選手(巨人)の背番号「4」とともに日本球界初となる永久欠番となった。

2017年に着用している選手を見ると則本昂大選手(楽天)、秋吉亮選手(ヤクルト)といった第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加した選手。さらには横浜DeNAベイスターズで開幕投手を務めた石田健大選手、埼玉西武ライオンズのクローザーである増田達至選手など主力級の選手が背負っている。入団当初に背番号「14」を与えられるということは球団からの期待が高いとも言えるだろう。

伝説の名投手・沢村栄治選手

読売ジャイアンツにおいて背番号「14」は永久欠番となっている。その番号を背負っていたのは戦前に活躍した沢村栄治選手だ。沢村選手は京都商業学校(旧制)時代に甲子園に3度出場。また、日本代表として日米野球にも出場している。

そのアメリカ代表との一戦で、沢村選手は本塁打1本のみに抑える好投。8回1失点、被安打5と0勝16敗した日本代表の中で唯一の接戦を演じている。その後、大日本東京野球倶楽部(現・読売ジャイアンツ)に入団しエースとして活躍した。戦争の影響もあり、わずか5シーズンのみのプレーであったが、63勝(22敗)をマーク。ノーヒットノーランを3度達成するなど、歴史に名を残す投手として君臨した。ノーヒットノーラン3回は2016年終了時点でも史上最多タイの記録だ。

しかし、太平洋戦争で戦死。1943年が最後のシーズンとなってしまった。巨人は沢村選手の功績をたたえ、背番号「14」をプロ野球史上初となる永久欠番に制定。(同時に黒沢俊夫選手の背番号「4」も永久欠番となった)また、優秀な先発投手に贈られる賞のひとつとして「沢村賞」が設立されている。

沢村選手の生誕100年となった2017年には「沢村栄治生誕100周年記念展」が催されるなど、現代においてもその影響力は大きい。記念展の一環で行われた巨人対日本ハムのオープン戦で巨人は全員が背番号「14」を背負ってプレーしている。

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