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千葉ロッテマリーンズの過去の名場面5選

2017 3/3 18:51
ボール,ⒸShutterstock.com
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Photo by Evgenii Matrosov/Shutterstock.com

千葉マリンスタジアムを拠点としている千葉ロッテマリーンズは、2010年までにパ・リーグ優勝5回、日本一は4回勝ち取っている。この千葉ロッテマリーンズの名場面を2010年の日本シリーズ制覇を中心に5つ紹介する。

2010年史上最高といわれる下剋上!シーズン3位から日本シリーズへ

千葉ロッテは、レギュラーシーズンの終盤では、あと1戦でも負けると4位に落ちてしまうという崖っぷちの状況ながらも3位を死守し、クライマックスシリーズ(CS)へ参戦した。2位であった埼玉西武ライオンズに連続2勝し、見事にCSのファイナルステージへと進出。
リーグ戦優勝のソフトバンクには1勝のアドバンテージがあるため、第3戦終了時点では1勝3敗で王手をかけられる。そこから第4,第5戦と勝ち続け、第6戦目も7対0と波に乗った戦いで勝利し、見事日本シリーズへの切符を勝ち取った。

2010年日本シリーズ第6戦は延長15回の引き分け

中日ドラゴンズとの日本シリーズの戦いは、接戦につぐ接戦で全国を沸かせた。4勝2敗1引分けという成績で、5年ぶり4度目の日本一の座に輝く。
特に6戦目の引分けの試合では、日本シリーズ至上最長5時間43分、延長15回という激闘で野球界の歴史に残る名試合となった。あまりに長い為、終盤では中継をしていたフジテレビではCMも流さなくなり、球場のファンは終電の為後ろ髪をひかれながらも途中帰宅の決断を迫られるという事態となった。
初回にそれぞれ1点を取得し、6回裏に中日に1点を取られるが清田選手の2塁打、サブローのスライダーにより同点に追いつく。そして2対2のまま長い延長戦へと進んだのだが、結局引き分けに終わったのだった。

2010年日本1を決めた日本シリーズ第7戦

まず、ロッテが初回表に2点を挙げるも、裏で中日に3点を入れられ逆転される。さらに中日に2回に1点、3回に2点と追加点を入れられるが、4回からはロッテに勢いが出てくる。4回に1点、5回には3点を取り6対6の同点に追いつく。
7回にロッテが1点を取るも、9回裏で中日に1点を取られてしまい、前回の第6戦に引き続き、また延長戦に突入する。延長12回表まで来た時に2アウトからの岡田選手のタイムリー3ベースで1点勝ち越し。裏もしっかり守って優勝決定となった。

2013年、古谷拓哉選手があと1人でノーヒットノーラン

2013年6月26日のオリックス・バファローズとの戦いで古谷拓哉選手が9回2アウト、あと1人でノーヒットノーランを達成しそうということで、球場ではファンの熱い声援が送られ大盛り上がりとなる。
しかし、坂口智隆選手に3塁打を打たれてしまい、達成できずに終わってしまった。それでも次の打者はゴロで打ち取り、9回無失点の完封試合となった。この時、古谷投手はプロ野球8年目にしての初完封先発初勝利となった。

2005年3月27日対楽天、26対0これぞ圧勝!

2005年3月27日、拠点の千葉マリンスタジアムにて行われた、新しい球団楽天ゴールデンイーグルスとの試合。開幕2戦目のことだ。前日の1回戦は1対3で負けていたが、この2戦目はロッテファンにとっては笑いの止まらない試合展開となった。
渡辺俊介投手は、相手のヒットがたったの1本での完封をなした。ホームランは4本、2回に11点、7回には7点という大量点を得るなど、圧勝という言葉に相応しい試合運びはファンを沸かせた。

まとめ

数々の伝説的な記録をなしている千葉ロッテマリーンズだが、千葉に密着しており熱狂的なファンの応援は野球界では有名だ。ファンと一体となってこれからも千葉マリーンズは私たちを喜ばせてくれるような名試合を繰り広げてくれることだろう。楽しみにして応援したい。