最速151キロ右腕「焦らずしっかり体作り」
オリックスは8日、今秋ドラフトで3位指名した仙台育英高の山口廉王投手(18)と仮契約した。
山口は193センチ、97キロの大型右腕。左足を高く上げるフォームから最速151キロのストレートを投げ、「佐々木朗希2世」と高く評価されている。今夏は宮城大会決勝で聖和学園に敗れて甲子園出場を逃したが、山本由伸や山下舜平大ら高卒の本格派右腕を大成させた実績のあるオリックスでどこまで成長するか楽しみだ。
仮契約を結んだ山口は「緊張しましたが、仮契約を終えてホッとしましたし、プロ野球選手になるという実感がわいてきました。一年目から早く活躍したいという気持ちはありますが、焦らずしっかりと体作りをして、自分の持っているものを最大限に出せるようにしたいと思っています」と笑顔を見せた。
「たくさんの方たちに支えられてプロの舞台で勝負できるチャンスをいただいたので、感謝の気持ちを忘れず、ファンの皆さんに愛される選手になれるように頑張ります!」と意気込んでいる。
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