トレードでウォーカーも獲得
2023年は優勝したオリックスに15.5差をつけられ3位に終わったソフトバンク。3年連続V逸となった常勝軍団は藤本博史監督が退任し、小久保裕紀新監督の下で巻き返しを図ることになった。
今オフは森唯斗、嘉弥真新也、上林誠知ら実績のある選手に戦力外通告し、西武からFA宣言した山川穂高を獲得。人的補償で甲斐野央が西武に移籍することになった。新加入選手は以下の通りとなっている。
【FA】
山川穂高内野手(32)西武
【トレード】
アダム・ウォーカー外野手(32)巨人
【外国人】
デービッド・アルモンテ内野手(16)※育成契約
ダリオ・サルディ投手(18)※育成契約
【現役ドラフト】
長谷川威展投手(24)日本ハム
【他球団戦力外】
鍬原拓也投手(27)巨人 ※育成契約
【ドラフト】
1位:前田悠伍投手(18)大阪桐蔭高
2位:岩井俊介投手(22)名城大
3位:廣瀬隆太内野手(22)慶応大
4位:村田賢一投手(22)明治大
5位:澤柳亮太郎投手(23)ロキテクノ富山
6位:大山凌投手(21)東日本国際大
7位:藤田悠太郎捕手(18)福岡大大濠高
育成1位:大泉周也外野手(24)BCリーグ・福島
育成2位:宮里優吾投手(22)東京農業大
育成3位:佐倉侠史朗内野手(18)九州国際大付高
育成4位:中澤恒貴内野手(18)八戸学院光星高
育成5位:星野恒太朗投手(22)駒澤大
育成6位:藤原大翔投手(18)飯塚高
育成7位:藤田淳平投手(23)四国IL・徳島
育成8位:長水啓眞投手(18)京都国際高
今オフ最大の目玉だった山川穂高を獲得。自身の不祥事によって賛否両論を呼んだが、戦力として大きな上積みになることは間違いない。2018、19、22年と3度の本塁打王に輝き、通算218本塁打、575打点。同じ右のスラッガーだった小久保新監督の下で再出発する。
アダム・ウォーカーは高橋礼、泉圭輔との1対2の交換トレードで巨人から獲得。2022年に23本塁打を放ったパンチ力に期待がかかる。
現役ドラフトでは日本ハムから長谷川威展を獲得。一軍では未勝利だが、2023年はイースタン・リーグで8勝を挙げて最多勝に輝いており、中継ぎ左腕として出番がありそうだ。
ドラフト1位は大阪桐蔭高の前田悠伍。球界を代表する左腕へ大きく育つことが期待される。