WBCパナマ代表右腕ゲラは最速163キロ
2023年は18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本シリーズ制覇を果たした阪神。大阪と神戸でオリックスと同日開催された優勝パレードでは100万人を動員し、「アレ」が流行語大賞となるなど、関西を中心に大いに盛り上げた1年となった。
連覇を狙う2024年シーズンに向け、今オフの補強は最小限にとどめている。日本一に輝いた現有戦力の底上げこそが最大の補強と言えるだろう。新加入選手は以下の通り。
【外国人】
ハビー・ゲラ投手(28)レイズ
【現役ドラフト】
漆原大晟投手(27)オリックス
【ドラフト】
1位:下村海翔投手(21)青山学院大
2位:椎葉剛投手(21)四国IL・徳島
3位:山田脩也内野手(18)仙台育英高
4位:百崎蒼生内野手(18)東海大熊本星翔高
5位:石黒佑弥投野手(22)JR西日本
6位:津田淳哉投手(22)大阪経済大
育成1位:松原快投手(24)日本海リーグ・富山
育成2位:福島圭音外野手(22)白鴎大
ハビー・ゲラは第5回ワールドベースボールクラシックにパナマ代表として出場した最速163キロ右腕。内野手としてメジャーデビューし、2019年に投手転向してMLB通算61試合登板で3勝1敗5ホールド、防御率6.43の成績を残している。ノイジー、ミエセス、ビーズリーは残留しており、2024年は助っ人4人態勢で臨むことになりそうだ。
現役ドラフトで獲得した漆原大晟は、新潟明訓高から新潟医療福祉大を経て2018年育成1位でオリックスに入団。落差の大きいフォークを武器に通算72試合で2勝2敗4セーブ10ホールド、防御率3.14の成績を残している。