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西武が新外国人左腕ジェフリー・ヤン獲得 今オフ3人目のドミニカンは57回で102奪三振のドクターK

2023 12/15 11:00SPAIA編集部
ジェフリー・ヤン,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

渡辺GM「粗削りなところもありますが、日本での成長が楽しみ」

西武は14日、新外国人投手ジェフリー・ヤン(27)の獲得を発表した。

ドミニカ共和国出身の左腕はメジャー経験こそないものの、マーリンズ傘下でプレーした今季は2Aと3Aの通算で49試合・57イニングに登板して奪三振102をマーク。奪三振率は驚異の「16.1」を叩き出し、三振を奪った際のド派手なパフォーマンスでも注目を集めた。

渡辺久信球団本部ゼネラルマネジャーも「中継ぎとして期待しています。驚異的な奪三振率が魅力のピッチャーです」とし、「まだまだ粗削りなところもありますが、日本での成長が楽しみです」とのびしろにも期待する。

ヤンも球団を通じて「埼玉西武ライオンズの一員になれることをとても嬉しく思い、チームの優勝に貢献できる準備ができています。共に戦いましょう!共に楽しみましょう!レッツゴーライオンズ!」とコメント。

松井稼頭央監督の就任初年度は苦しい時期も多かったが、今オフはヤンのほかにも投手では新守護神候補の期待がかかる大型右腕のアルバート・アブレイユ、野手では長距離砲のフランチー・コルデロという2人もすでに獲得に成功している。ドミニカ共和国出身の新外国人トリオが逆襲の使者となるのか、彼らがベールを脱ぐ日が今から楽しみだ。

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