メジャー通算50試合登板の剛球右腕
ロッテは6日、ジュニオール・フェルナンデス投手(26)の獲得を発表した。先日発表したジミー・コルデロ投手(32)に続き、今オフ2人目の助っ投補強となった。
フェルナンデスはドミニカ共和国出身、190センチ、106キロの大型右腕。最速161キロのストレートに、ツーシーム、スライダー、チェンジアップを投げ分ける。
2019年にセントルイス・カージナルスでメジャーデビューし、2022年シーズン途中にピッツバーグ・パイレーツへ移籍。今季はマイナーで2球団合計51試合に登板して、3勝4敗4ホールド、2セーブ、防御率5.22の成績だった。メジャー通算では全て中継ぎとして50試合に登板、54イニングを投げて1勝1敗3ホールド、47奪三振、防御率5.17。
フェルナンデスは球団を通じて「マリーンズと契約できたことに感謝すると同時に、チームの一員となり日本でプレーできることに、とても興奮しています。チームの優勝に貢献するために、常にベストな状態で100%の力を尽くすことをお約束します」とコメントした。
吉井理人監督は「まだまだ伸びしろがあり、来日してからさらなる成長も期待できる選手だと思います。先発もリリーフも出来ますが、出来れば長いイニングを投げる投手になって欲しいと思っています」と先発での活躍に期待を寄せた。
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