セ・リーグは東克樹ら4人が初受賞
プロ野球の2023年度ベストナインが27日、発表された。
新聞社や放送局などで、5年以上現場で取材しているプロ野球担当記者の投票で選ばれ、投票総数はセ・リーグが306、パ・リーグが267、有効投票数はセ・リーグが305、パ・リーグが267だった。
セ・リーグのポジション別の受賞者と得票数次点は以下の通り。
【投手】
東克樹(DeNA)初 217票
村上頌樹(阪神)73票
【捕手】
大城卓三(巨人)3年ぶり2度目 180票
坂本誠志郎(阪神)64票
【一塁手】
大山悠輔(阪神)初 252票
岡本和真(巨人)50票
【二塁手】
牧秀悟(DeNA)2年連続2回目 204票
中野拓夢(阪神)95票
【三塁手】
宮﨑敏郎(DeNA)5年ぶり3度目 140票
岡本和真(巨人)131票
【遊撃手】
木浪聖也(阪神)初 227票
坂本勇人(巨人)69票
【外野手】
近本光司(阪神)3年連続3度目 298票
西川龍馬(広島)初 185票
岡林勇希(中日)2年連続2回目 150票
D.サンタナ(ヤクルト)133票
細川成也(中日)74票
大島洋平(中日)23票
パ・リーグも頓宮裕真ら4人が初受賞
続いてパ・リーグは以下の通りとなっている。
【投手】
山本由伸(オリックス)3年連続3度目 266票
平野佳寿(オリックス)1票
【捕手】
森友哉(オリックス)2年ぶり4度目 113票
若月健矢(オリックス)92票
【一塁手】
頓宮裕真(オリックス)初 255票
中村晃(ソフトバンク)9票
【二塁手】
浅村栄斗(楽天)2年連続7度目(※) 191票
外崎修汰(西武)48票
【三塁手】
宗佑磨(オリックス)3年連続3度目 185票
安田尚憲(ロッテ)41票
【遊撃手】
紅林弘太郎(オリックス)初 226票
今宮健太(ソフトバンク)19票
【外野手】
近藤健介(ソフトバンク)3年ぶり2度目(※) 261票
万波中正(日本ハム)初 218票
柳田悠岐(ソフトバンク)4年連続8度目 191票
中川圭太(オリックス)73票
松本剛(日本ハム)25票
辰己涼介(楽天)16票
【DH】
G.ポランコ(ロッテ)初 206票
柳田悠岐(ソフトバンク)23票
※浅村選手は一塁手で1度、近藤選手はDHで2度受賞経験あり
山本由伸は満票に「あと1」
セ・リーグの最多得票は日本一に輝いた阪神の切り込み隊長、近本光司の298票。パ・リーグでは3年連続投手四冠に輝いた山本由伸(オリックス)が266票を集めたが、平野佳寿(オリックス)に1票入ったため、満票には届かなかった。
連続受賞はパ・リーグ外野手部門の柳田悠岐の4年連続8度目が最多。柳田は「ベストナインに選んでいただき大変光栄です。秋山幸二さんの8回に並ぶことができてとても嬉しいです。来シーズンも受賞して秋山さんを越えられるように1年間通して頑張りますので応援よろしくお願いします」と喜びを口にした。
また、オリックスは初受賞となった頓宮裕真、紅林弘太郎を含めて両リーグ最多の5人が受賞した。
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