「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

ヤクルトも西川遥輝、嘉弥真新也、増田珠の3選手獲得、弱点補うピンポイント補強

2023 11/18 06:35SPAIA編集部
ヤクルト入りが決まった西川遥輝・嘉弥真新也・増田珠,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

西川遥輝は通算1326安打、332盗塁

ヤクルトは17日、前楽天の西川遥輝、前ソフトバンクの嘉弥真新也、増田珠の3選手獲得を発表した。

西川は智弁和歌山高から2010年ドラフト2位で日本ハムに入団。2014年から8年連続100安打以上を放ち、盗塁王も4度獲得するなど俊足強打で活躍した。2021年オフに自由契約となって楽天に移籍。今季は35試合の出場にとどまって戦力外通告を受けたが、まだ31歳と老け込む年齢ではなく、通算1326安打、332盗塁をマークしている実力者への期待は大きい。

33歳の嘉弥真は八重山農林高からビッグ開発ベースボールクラブ、JX-ENEOSを経て2011年ドラフト5位でソフトバンクに入団。左のサイドハンドで中継ぎとして首脳陣の信頼をつかみ、通算463試合登板で14勝7敗1セーブ136ホールドをマークしている。今季は23試合の登板でオフに戦力外となっていたが、左打者対策として重宝されそうだ。

24歳の増田は横浜高から2017年ドラフト3位でソフトバンクに入団。高校通算33本塁打のパンチ力で大砲候補として期待されたが、2022年に放ったプロ初アーチが一軍で唯一の本塁打だった。通算17試合に出場したのみで、今オフに戦力外通告を受けていた。

リーグ連覇しながら今季は5位に終わったヤクルト。外野は来年1月で42歳になるベテラン青木宣親が奮闘しているが、西川の加入で厚みが増す。中継ぎも清水昇、石山泰稚、木澤尚文、星知弥ら右腕が多いだけに嘉弥真の獲得は弱点を補う期待が持てる。来季の巻き返しに向け、大きな上積みとなりそうだ。

【関連記事】
DeNAが森唯斗、堀岡隼人、中川颯の3投手獲得、今永・石田・バウアー流出に備え
FAで断トツ最多の28人を獲得した巨人、移籍選手の「その後」は?
髙山俊に2球団競合した2015年ドラフトの答え合わせ、一番出世は?

 コメント(0件)