森唯斗は通算127セーブ105ホールド
DeNAは17日、前ソフトバンクの森唯斗、前巨人の堀岡隼人、前オリックスの中川颯の3投手獲得を発表した。
31歳の森は海部高から三菱自動車倉敷オーシャンズを経て2013年ドラフト2位でソフトバンクに入団。1年目から7年連続50試合以上に登板するなどセットアッパー、クローザーとして活躍し、通算470試合で25勝27敗127セーブ105ホールドをマークしている。
しかし、本格的に先発転向した今季は6試合登板で2勝3敗、防御率4.60に終わり、オフに戦力外通告を受けていた。
25歳の堀岡は青森山田高から2016年育成ドラフト7位で巨人に入団。150キロを超えるストレートに期待は高かったが、一軍では勝利を挙げることができず、今オフに戦力外となっていた。
25歳の中川は桐光学園高から立教大を経て2020年ドラフト4位でオリックスに入団。希少価値のあるアンダースローだが、一軍では1試合に登板したのみで、今オフに戦力外通告を受けた。
DeNAは今永昇太がポスティングシステムでメジャー挑戦。さらに石田健大がFA宣言し、トレバー・バウアーもメジャー復帰が噂されている。今季はリーグ3位のチーム防御率3.16だったが、各選手の去就によっては来季の投手陣の再編成を迫られることは必至。実績のある森ら3人の獲得で戦力低下をどこまで防げるかは来季のカギを握りそうだ。
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