「大学で叶わなかった夢をプロの世界で叶えたい」
西武から今秋のドラフト6位で指名された皇學館大の村田怜音内野手(22)が15日、三重県鳥羽市内で入団交渉に臨み、入団を内諾。背番号は2014年に本塁打王に輝いたエルネスト・メヒア氏がつけていた「99」に内定した。
村田は196センチ、110キロの巨体から規格外の打球を飛ばす右の長距離砲候補。大学では1年秋から4番に座り、3年時には2季連続で本塁打王に輝くなど三重県学生リーグで通算25本塁打をマークした。
入団を内諾し、「シーズンを通してはホームラン王を目標にしたいです。シーズン以外では侍ジャパン代表選手になること。大学で叶わなかった夢をプロの世界で叶えたいです」とプロでの目標を掲げた。
そして「新人合同自主トレまでは日々を大事に過ごそうと思います。走り込みだけは欠かさないようにしたいと思います。『99』という背番号をいただいたが、かつてのメヒア選手の番号でもあり、球団の大きな期待が伝わってくる番号だと思う。ようやくスタートラインに立った感じで、これからは次の目標に向かってがんばっていきます。楽しみな気持ちがとても大きいです」と決意を新たにした。
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