申請最終日に3選手がFA宣言
プロ野球のフリーエージェント(FA)権行使の申請期間が14日に終了し、楽天・松井裕樹、広島・西川龍馬、西武・山川穂高ら7選手がFA宣言した。
海外FA権を行使した楽天・松井裕樹投手(28)は、メジャーリーグ挑戦を目指す。オリックス・山崎福也投手(31)とDeNA・石田健大投手(30)は国内FA権行使を表明した。ともに先発もできる貴重なサウスポーだけに、複数球団による争奪戦が予想される。
一方、同じ左腕の日本ハム・加藤貴之投手(31)とヤクルト・田口麗斗投手(28)は今季取得した国内FA権を行使せず、残留を決断。西武・平井克典投手(31)は国内FA権の行使を表明したが、残留が基本線。海外FA権を持つロッテ・田村龍弘捕手(29)は宣言残留することを明かしている。
野手では、権利を行使するか注目されていた西武・山川穂高内野手(31)と広島・西川龍馬外野手(28)が、申請最終日となった14日に権利行使を表明。いずれも他球団への移籍を前提としてFA宣言に踏み切ったとみられる。
巨人・中田翔内野手(34)、楽天・茂木栄五郎内野手(29)はともにFA権を行使せず残留することが決まった。
FA権行使を表明した選手は、15日にNPBからFA宣言選手として公示され、翌16日から他球団とも契約交渉が可能になる。
今季FA宣言した選手とそのランクは以下の通り。
【Aランク】
山川穂高(西武)
【Bランク】
西川龍馬(広島)、田村龍弘(ロッテ)、松井裕樹(楽天)、平井克典(西武)
【Cランク】
石田健大(DeNA)、山﨑福也(オリックス)
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