快速球投げ込む本格派右腕
西武から今秋の育成ドラフト5位で指名された北嵯峨高の木瀬翔太投手(18)が14日、京都市内で入団交渉に臨み、入団を内諾した。
木瀬は高校3年間で甲子園出場こそないが、185センチ、82キロの恵まれた体格から最速146キロの快速球を投げ込む本格派右腕としてスカウトの注目を集めていた。
入団を内諾し、「初めての経験で、驚きというかあまり実感がなく込み上げてくるものがないですが、これからやらなければという気持ちと、ドラフトで指名された時からの楽しい気持ちと不安な気持ちがあります」と率直な心境を吐露。
「プロになる前に一回り体を大きくしたい。まだまだ(体の)線が細い部分もあるので、体幹を鍛えたり、体をうまく使うメカニズムを勉強して臨みたい。あこがれている選手は山本由伸投手で、最後まで自分を持ち続けて結果を出せる力が魅力。自分も、自分が信じた道で結果が出せる選手になりたい。体つくりをしながら徐々に実戦を経験し、地元の仲間や恩師に全力で投げている姿を見せたい」とプロ生活へ思いを馳せた。
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