大化けの可能性秘める長身右腕
西武から今秋ドラフト4位指名された弘前工業高の成田晴風投手(17)が7日、青森県弘前市内で入団交渉に臨み、入団を内諾した。
成田は最速150キロの直球に、スライダー、カーブなど5種類の変化球を操るポテンシャル抜群の右腕。今夏の県大会では甲子園に出場した八戸学院光星高に対し、7.1回9奪三振の力投を見せていた。
入団を内諾し、「埼玉西武ライオンズの選手の一員として戦えることがうれしいです」と頬を緩ませた一方、「プロに行ってもっと練習に励まなければいけないと思い、入団してからのことを良く考えるようになりました。プロに行くまでの数か月間は、スタミナや下半身の強化が課題としてあるのでそこを重点的に強化したいです」と冷静に自己分析した。
まだまだ粗削りながら大化けの可能性を秘める長身右腕は「早く一軍にあがってチームの優勝に貢献出来るように精いっぱい努力してがんばっていきたいです」と意気込む。まずはファームで自らの身体を鍛え上げ、将来のレオのエースを目指す。
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