最速147キロの実戦派サウスポー
西武から今秋ドラフト3位で指名された横浜高の杉山遙希投手(18)が12日、横浜市内で入団交渉に臨み、入団を内諾した。
杉山は身長180センチから投げ込む最速147キロのストレートとスライダー、カーブ、チェンジアップを駆使する実戦派のサウスポー。1年夏から背番号1を背負って甲子園に出場し、2年夏まで2年連続初戦突破。3年夏は神奈川大会決勝で全国制覇した慶応に逆転負けした。
潮崎哲也編成グループディレクターに西武の帽子をかぶらせてもらい、「今日あらためて、いよいよライオンズの一員になるんだな、と気持ちが高ぶりました」と笑顔。
「自分の持ち味は長いイニングを投げることだと思っていますので、先発投手として常に完封勝利を目指し、ライオンズの勝利に貢献したいです。1日でも早く一軍のマウンドに立って、いずれは最多勝など、タイトルを獲得することが目標です」とプロ入り後に思いを馳せた。
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