偉大な先輩に続く覚悟を示す
西武から今秋ドラフトで3位指名された横浜高の杉山遙希投手(18)が9日、神奈川県横浜市の同校で指名あいさつを受けた。
杉山は最速147キロの直球と精度の高い変化球が魅力の本格派左腕。名門・横浜高で1年時からエース格として活躍した逸材で、2年夏の甲子園では三重高を相手に9回2失点の好投を見せた。
3年連続の夏の甲子園出場を目指した今夏は、神奈川大会の決勝で後に107年ぶりの全国制覇を成し遂げる慶應義塾高に5-6で敗れ、悔しい想いも味わっただけに、プロの舞台での爆発に期待がかかる。
あいさつを受け、「あらためてドラフト当日の興奮が甦ってきました」と率直な気持ちを吐露した18歳。西武については「横浜高校の先輩である松坂大輔さんや涌井秀章さんが活躍されていましたので、とても思い入れのあるチームです」と語り、「自分のアピールポイントはストレートですので、さらに磨きをかけてプロの舞台に臨みたいです」と意気込みを語った。
【関連記事】
・【西武】ドラフト4位の弘前工高・成田晴風が入団内諾「プロに行ってもっと練習に励まなければ」
・【西武】ドラフト2位の大商大・上田大河に指名あいさつ「どのポジションでもチームに貢献したい」
・【西武】ドラフト7位のENEOS・糸川亮太に指名あいさつ「任されたポジションでがんばりたい」