三拍子揃った愛媛のショート
今秋ドラフトでオリックスから育成5位指名された四国アイランドリーグplus・愛媛マンダリンパイレーツの河野聡太内野手(23)が12日、松山市内で入団交渉に臨み、仮契約した。
河野は九産大九州高から西日本工業大を経て愛媛に入団。身長179センチ、右投げ左打ちの遊撃手で、今季は打率.301、2本塁打、24打点、12盗塁をマークした。三塁手や捕手もこなし、大学では西武に2021年ドラフト1位で入団した左腕・隅田知一郎の1学年後輩にあたる。
色紙に「縁」としたためた河野は「仮契約を終えて、いよいよここから始まるんだなという実感がわいてきました。自分の持ち味はスローイングを活かした守備です。将来的には、ゴールデングラブ賞やベストナインのタイトルを獲れるような選手になりたいと思っています」と意気込む。
「まずは1日も早く環境に慣れて、支配下選手登録を勝ち取れるように頑張ります!」とプロ入りを待ち切れない様子だった。
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