即戦力期待のタフネス右腕
西武から今秋ドラフトで2位指名された大阪商業大の上田大河投手(21)が7日、東大阪市内の同校で西武・潮崎哲也編成ディレクター、後藤光貴育成アマチュア担当の指名あいさつを受けた。
上田は最速154キロの直球とカットボール、フォークが武器の本格派右腕で、所属する関西六大学野球では、通算22勝(3敗)をマーク。今秋の関西地区大学野球選手権では、4日間で3試合に登板、計16イニング、239球を投げて3失点、11奪三振と奮闘し、2年連続7度目の神宮大会出場に大きく貢献した。
担当した後藤スカウトも「体の強さを感じる、能力の高いタフな即戦力投手です」と来季からの活躍に期待を寄せた。
上田は指名あいさつを受けて「あらためてプロ野球選手に近づいたと実感しました。球団から高い評価をいただき素直にうれしいです」と満面の笑み。「先発でも中継ぎでも、どのポジションであってもチームに貢献したいですし、一軍の投手陣に食い込めるようがんばります」と意気込んだ。
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