即戦力期待の25歳右腕
西武から今秋ドラフトで7位指名されたENEOSの糸川亮太投手(25)が2日、川崎市内の同社で潮崎哲也編成ディレクター、竹下潤育成アマチュア担当の指名あいさつを受けた。
愛媛県出身の糸川は川之江高から立正大を経て2021年にENEOSに入社すると、2年目の都市対抗2回戦・ミキハウス戦に9回からリリーフ登板し、0.2回無失点デビューを飾った。続く秋の選手権では2回戦・日本新薬戦で先発マウンドへ。6回1安打8奪三振無失点の快投で、チームを勝利に導いた。
直球の最速は149キロながら独特の軌道を描くシンカーが武器で、担当した竹下スカウトも「シンカーが魅力の投手、中継ぎの即戦力として期待しています」と1年目からの活躍に期待を寄せた。
指名のあいさつを受けた25歳右腕は「少しずつですが実感が湧いてきて、ライオンズのためにがんばろうという気持ちが強くなってきました。潮崎さんから『これからが勝負。1年目から活躍してほしい』と声をかけていただきました」と満面の笑み。
「先発や中継ぎにこだわりはなく、任されたポジションでがんばりたいです」と即戦力としての活躍を誓った。
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